地域商社”曲辰”問題を題材に考える。わしゃ知らんは許される?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて、昨日のエントリーはご覧いただけたでしょうか。

個性派揃い?22名の津山市議会議員、質問動画をまとめて公開!

2021-06-18

土日は平日よりもアクセスが減りがちですが…休日を過ごしている人が多いからこそ、普段はなかなかチェックできないであろう議会質問などをご覧いただきながら、週末を楽しんでいただくのも良いのではないでしょうか…ということで今回の6月議会で質問した22人全員の発言動画をまとめています。ロッキングチェアに身を委ね、のんびりお酒でも飲みながら視聴いただくのがオススメです。

ブチ切れてしまうことになるかもしれませんけどねッ!

津山市執行部の答弁が何だそりゃオイって内容の連続だったり…うっかりチョイスした議員がロクでもないことばっかり質問していた場合なんかはね…。

何かしらの作業をしながら音声を聞くだけでも良いので、ぜひ動画で議場の雰囲気を感じていただけたらなと思います。

昨日も触れたように地域商社問題については多くの議員が触れていますし、議会の外…つまり市民の皆さまの間でも一部ではかなり話題になっていると聞きました。そのためもあってか、議会での質問が終わった後からも、何件も問い合わせやご意見をいただいております。

当ブログでも…このところナンダカンダと言い訳を用意して全く撮影していない動画…YouTubeに公開している”動くひらく”等でも、私自身の見解は言い続けてきていることですが…本日も改めて説明をする機会が何度かありましたので、この際…当ブログでもハッキリと明確に申し上げておきます。

今回の件に関する私の基本姿勢は、議会でも言った通り。

代表がどなたであろうと、ほとんど興味がありません。

ただ…公金を使うに相応しい、津山市が資本金のほとんどを出資するに相応しい商社として運営されることを望むのみなのです。

真摯に情報公開していただかないと、市民の皆さまの不信感が募るばかりで、誰も得しない結果になります。

公金を費やして運営する以上は最低限の透明性は担保していただきたい…それだけなのです。そういう意味では地域商社に関する答弁は誰のどの質問に対しても、歯切れの良いものではありませんでしたが…質問の先に何を見るかが大切です。

何しろまだ最初の決算すら迎えていない…始まったばかりと言える段階。昨年の9月議会では”いやいやいやいや…まだ厳しいでしょコレ”って思って反対しましたが…始まってしまった以上は、もうグダグダ言わずに応援するつもりで、個人的にも提案しようと思って準備していた件などもありました。

津山市議会議員ですから、議会の議決を経て決まったこと…始まった事業に対して「わしゃ知らん…反対したんじゃけぇ!」とは言えないと思っています。

もちろん、反対し続けるのは自由ですが…少なくとも私自身は切り替えて…”しっかりと取り組んでいただけるのであれば応援したい”…と、そう思っているのです。

下の動画を未見の人は是非チェックしてやってください…昨年の段階でもその思いは述べています。

今じゃないだろ、ってことで反対したのです。

昨年の9月議会での発言で反対討論として行った発言ですから、反対の立場の人はもちろんですが…地域商社を進めることに賛成の立場の人からも「良い討論だった!」と言っていただけた内容です。

手前味噌ではありますが、短期間で調べまくった調査結果や内閣府との直接のやり取りを経て用意した資料を基に、15分の討論時間をフルに使ったマシンガントークを披露しています。

ブザービーター!世界一建設的で早口の反対討論と、採決の行方。

2020-09-24

この動画と上記エントリーをご覧いただければ、今改めて問題になっている津山市が90%以上を出資して運営している地域商社”曲辰(かねたつ、と読みます)”のスタートがどういうものであったのか…少しはご理解いただけると思います。

「わしゃ知らん!」と言う自由、開き直る自由はいつでも誰にでもありますが…当然ながら知っていることを知らんと言ってはいけませんし…知らないことが許されないようなシーン、知らなかったことで取り返しがつかなくなることもあるという事実を改めて認識していただきたい。

俺も含めた、全人類にね。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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