未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
「同性愛は依存症」「LGBTの自殺は本人のせい」自民党議連で配布目が点になるような記事を拝読した本日。LGBT層の皆さまへの理解を広げていくための活動は、議員になる前から当事者による講演会を開催させていただくなど…力を入れて取り組んできている分野。ある意味、多様性の象徴でもありますからね。
奇しくも当事者の方と意見交換をする機会があったばかりでしたので、余計に情けない気持ちになりながら…下記のような内容が含まれる上記リンク先の記事を読みました。
性的マイノリティの権利保障が一向に進まない日本。その背景には、政権与党である自民党が、同性愛嫌悪やトランスジェンダー嫌悪、性的マイノリティに対して差別的な認識を持つ「宗教」組織によって支えられている実態がある。
ちなみに…当ブログの熱心な読者の皆さまには改めて言うまでもないことですが、津山市においてもLGBT層への理解や対応は決して進んでいるとは言えないのが実状です。
パートナーシップ条例の制定や啓発予算増などを訴え続けてきた本会議での私の発言(議員にならせていただいてから今まで全13回の定例会の中で5回触れています)への、市長をはじめとした関係各位の対応からも、取り組む気が全くないとしか思えないのが正直なところです。
これで”誰一人取り残さない”などとよく言えたものだと思っています。
リンク先の記事内で紹介されているように”明らかに差別的で問題を多く含む言説が、自民党の国会議員が多く所属する議員連盟で、実際に広められてしまっていること”は確かに問題ですが…アタシャもっと大きな問題があると思いました。
それは、こーゆー言説を鵜呑みにしてしまう人たちが、自民党の国会議員だったり…地方の首長などの政治家や議員の中にも沢山いるということ。
エビデンスも何もあったもんじゃないでしょ…どーゆーこっちゃねんとしか言いようがない話です。
社会の認識は大きく変わりつつあるのに政治領域だけが一向に変わろうとしないという記述もありましたが…政治がガラパゴスでは社会の枠組みに実際のニーズや事情が反映されていくのは、はるか先になるわけです。
様々な考え方や感じ方があるのは自然なことで、それ自体を否定する気は一切ありませんが…”非論理的で事実に基づかない、明らかに悪質な差別的言説”をスルーしていては、正しい知識や理解が広まることなどなく、現状改善など夢のまた夢です。
ダメなことはダメと言わなくてはならないし…間違っていることに関しては間違っていると言えなくてはいけません。
それが許されないような空気があるのだとしたら、その空気の発生源は放置しておいて良いものではないのではないでしょうか?
言いたいことを言える政治でなければならないし、言いたいことを言えるような社会・世界を維持していくためにも…政治の最前線で仕事をする人たちを決めるための選挙というプロセスは、極めて重要なのです。私としては今回の参議院議員選挙では表現の自由を守る活動に力を入れている候補を応援させていただくつもりです。
もちろん政治の現場のチェックは大事だけど、裁判所の判断も気にしてみた方が良いかもしれませんぞ!
ルールがおかしいのであれば、変えていかないと!
本日はこんなところで。また明日!