津山広域事務組合議会。津山圏域1市5町の首長勢揃いの場は機能していると言えるのか?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日は津山広域事務組合の議会がありました。津山市議会議員にならせていただいて以来、この広域事務組合の議会には津山市議会議員を代表する7名のうちの1人として出席させていただいています。

津山広域事務組合議会。地域サミットの如き場を生かさぬ不思議。

2021-02-19

かつて上記のエントリーでも書いているように、周辺自治体5町の首長&それぞれの自治体議員(鏡野町2人、勝央町2人、奈義町1人、久米南町1人、美咲町2人)が集う…言わば地域サミットのような役割すら果たせるのではないかと思われる場ではあるのですが…現在の津山広域事務組合が所管する業務は、基本的には津山圏域(津山市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町)の雇用労働に関する業務のみです。

私としてはその名の通り広域、地域全体にわたって取り組んだ方がベターであると考えられる事務を広くカバーしていくべきだと考えており、例えば観光分野に関しては広域での連携をより強化していかねばならないと前職時から痛感していることなどから、可能性が秘められている時間だよなと思っているところなのですが…今回は…というか、今回も…あっという間に閉会してしまいました。

この議会の本会議は津山市議会の議場を使って行うのですが、全員があらかじめ全員協議会室に参集し…さらにその前に議員の中から選出された運営委員と事務局長らによって行われている運営委員会の中で話し合われた内容を基に協議事項について事前協議を行い、その後に議場に移動して本会議を行うのです。

本会議の直前に事前協議を行う意味が全くわかりませんが…そういうものなんだよとしか教えていただいていません。

そのため、本会議については実質的には10分程度で終わってしまうことが多いです。

長ければイイわけじゃないし…何の問題もないよね、話し合うことなんてないよね…ってことなら、それはそれでイイことのような気もしますから、無理やり議論をする必要などないわけですが、規約にも圏域振興に関することは所管業務に該当するという旨が謳われております。

個人的な思いとしては、地域間での連携を深めていくべき課題はあると考えていますので、やがてはもう少し意義のある場に変えていきたいなと思いつつ…ここには書けない様々な事由から、それってメチャクチャ難しいよなぁと感じるが故に個人的あるいは会派単位などで動くことで効果を上げていこうというアプローチになってしまうのが正直なところ。

残念ながら、そうなると効果は限定的にならざるを得ない部分はありますが…少しずつであれ前に進めていくために、引き続きあらゆる手法を講じていきます。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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