未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日の津山市議会では第4回目の津山市議会倫理審査会が開かれました。
現職市議会議員が逮捕されるという衝撃的な事件から一年以上が経ち、ようやく改めて一定の結論を出すことになったわけです。「対応が非常に遅い!」あるいは「まだあの件で何かやっているの?」などとお叱りを受けることが多々ありますので…当然ながらそういったお声を受け止めつつ、今後の糧とすべく努めていきます。
もちろん、こんなことは起こらないに越したことはありませんが…。
本件につきましては明朝、津山市議会倫理審査会としての審査結果を議長に報告することになっていますので…その後に、また改めて見解をまとめます。先日も触れましたように審査会は公開されており、報道陣も同席しています。本日の審査の場には市民の方も傍聴に訪れてくださいました。当ブログでの告知を見て来てくださったとのことでした。関心を持っていただけるのは非常に有難いことで、発信を行っている意味があったなと実感できます。
また、以前から複数の方々よりリクエストを頂戴している津山市公式サイトが見づらいという点への改善要望…議会関係では傍聴案内などがわかりにくいとの声も届いていますから、このあたりは改善を促すと共に、私自身としても今まで以上に発信を強化していくつもりです。
先だってご案内させていただいていた愛娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)の記事が雑誌AERAに掲載された件についてです。ブログでのご報告が超遅くなり、申し訳ありませんが朗報。
インターネット環境があれば、どなたでもお読みいただけるようになりました。
AERA本誌をお買い求めいただくために書店を回ってくださった市民の方、在庫がなく手に入らなかったと言うことで注文してくださった方、今どきですので最初からAmazon等で注文してくださった方などからもご連絡をいただいています。公開いただいている記事はYahoo!ニュースをはじめ、沢山のニュースサイトなどに転載され、とても多くの皆さまにお読みいただけているようで…本当に有難く思っているところです。
本日夕刻には矢野顕子さんが引用リツイートしてくださったとの通知が届いていて「え?」って声が出ちゃいました…ちょっと信じられなくてリロードしたくらいです。
号泣。でも素晴らしい。 https://t.co/dAOu48ERCB
— 矢野顕子 Akiko Yano (@Yano_Akiko) February 13, 2023
何ちゃってミュージシャンを気取っていた時期があり、選挙に挑んだ際の肩書きとしても新聞紙面に元ミュージシャンという記載がなされた伝説の黒歴史を持つ私からすると有難すぎて…震えるレベルの事件でした。発信力のある方に取り上げていただけることは、くーちゃんの話がさらに多くの方々に届くことを意味し…それはそのまま、誰かの命が助かることや不要な悲しみが減ることに直結すると確信しています。
有難うございます!
世界一自慢の娘の話を、リスペクトする歌い手に取り上げていただき…とても有難く思っていますが、当然に同様に、当該記事を読んでくださった皆さまがたお一人お一人に感謝しております。Twitterをはじめとした各種SNSで拡散等にお力添えくださった皆さま、リアルの口コミでご紹介くださった皆さま、あるいは記事を読んで大切な方々にこんな話があるんだよとお伝えくださった皆さまなど…一人ひとりのご厚意の積み重ねが、効果の最大化に繋がっていくのです。
おかげさまでまた別の展開を予感させる問い合わせなども頂戴していますし、今しがた確認したところ公開されてからしばらく経ってしまった今現在は順位は下がっていましたが…AERA dot. において最新、24時間、週間どのカテゴリでも1位になっていたよということで連絡をくれた友人もいました。同級生が別の同級生に紹介してくれていたり…本当に感謝していますし、くーちゃんの喜ぶ顔も目に浮かびます。
くーちゃんはあの矢野顕子さんを号泣させたのか、凄いなぁ…などとも思ったりはしますが、言うまでもなく…誰かに泣いてもらおうと思って受けた取材ではありません。彼女の死に向き合う中で臓器提供という決断に至った経緯など、極めてセンシティブなテーマを御涙頂戴モノではなく、事実が誤解なく伝わる上に啓発へと繋がる内容の記事にまとめてくださった執筆者、川口さんには本当に感謝しています。
そしてちょうど重なるタイミングで、極めて強い憤りを覚えるような報道が出ていました。こちらは全国紙やニュースなどでもトップの扱いで報じられていましたので、ご覧になった方も多いのではないかと思います。
臓器提供、臓器移植自体が悪いわけではありません。
悪いのはいつも人間です。
制度をつくるのも人間、制度を悪用するのも人間。
事実を報道することは極めて重要ですが、誤解が広がるのは良くないこと。
だからこそ私は娘の件を発信し続けるのです。#臓器移植について話そうhttps://t.co/chSRFsuWhk— みうら⋈ひらく@津山市議会議員 (@miurahiraku) February 12, 2023
大切な人の命を救えるなら、救いたい。
大切な人がいるならば…誰だって、そう思うでしょう。そういう人間の根源的な欲求、人と人との繋がり…愛情の最も根幹的な部分につけ込み、悪事を働く者がいるとするならば…それは決して許されないことです。
こうした事件が起こると臓器提供、臓器移植自体を疑問視したり、ことさらに悪意に満ちた偏見やデマの類も散見されるようになるわけで、それを危惧しています。Twitterに書いたように臓器移植や臓器提供そのものが悪いわけではないのです。賛否はあって当然ですし、個人の価値観が尊重されるべきですが…結局、悪いのはいつも人間なのです。
制度をつくるのも人間ですし、制度を悪用するのも人間です。
事実を報道することは極めて重要ですが、誤解が広がるのは良くないことです。
メディア関係の皆様方におかれましては、こうした事件をセンセーショナルに報じるだけでなく、常日頃から…は難しいにしても、こうした機会にこそ正しい知識の啓発にもお力添えいただきたいところです。
事実を知らないことや、誤った理解は、人の命すら奪いかねないのですから。
だからこそ私は、くーちゃんの件を発信し続けているのです。 SNSが隆盛を極め、個人が圧倒的に気軽に真偽不明の情報を、場合によっては悪意なく大きく拡散することすら可能な…情報過多な時代に生きているからこそ、これから先の私たちは今まで以上に情報の真贋を見極める目を養うこと、リテラシー能力の向上に努めなくてはならないと痛切に感じています。
強い思いを持っているテーマですので、熱くなって長くなりましたが…どんな形であれ、移植医療啓発に繋がるアクションはできる限り応援させていただきます。
”くーちゃんポーズ”も全国デビューを果たしましたので…娘のオリジナル決めポーズを流行らせるという新たな野望も出来ました。何しろ私、世界一の娘のパパですから…まだまだ頑張っていかないとなりません!
本日はこんなところで。また明日!