ツヤマノチカラは永久に不滅?安東伸昭議員の勇退に寄せて。お疲れさまでした&有難うございました!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

4月末で、同僚議員として活動させていただいてきた津山市議会議員が9名、議会から退かれることになりました。

それぞれに理由があることは当然ですし、全ての皆さまが年長者であるわけですし、誰に対してもわかったようなことを言える立場にはありません。ただ少なくとも、同じ議場で4年の間、職務に向き合ってきた一員として、お疲れ様でしたという労いの言葉と、飛び込んできた最も若く…また自他共に認める変わり者である私のような者と多少なりとも関わっていただいたことに関し、お世話になりましたという感謝の言葉は、伝えざるを得ないと思っているところではあります。

津山市議会議員ってアホしかいないの?議会改革がマジ笑わせる。

2018-10-16

議会に入らせていただく前には津山市議会議員にはアホしかいないのか…などというような発言もしていた私ですので、とんでもない無礼者だとも思われがち(自業自得!)ですが…意外と礼節は重んじるタイプでもあるのです。無論、必要だと判断した場合などには敢えてそうした不文律を無視することはありますけどねッ!

さて、その9名の中でも…最も共に過ごした時間が長く、議論した時間も長く、そして誰よりもお世話になった議員(5月に入った今となっては元議員と呼ぶ方が正しいのですが、議員で通させていただきます)が、安東伸昭議員です。

安東伸昭議員のブログ記事「津山市議会議員としてお支えいただき、ありがとうございました。」

無会派からの卒業。議会改革目指し、会派ツヤマノチカラを結成!

2021-05-11

田口浩二議員と共に、2年前に私と会派を組んでくださり、ツヤマノチカラを一緒に立ち上げてくださった安東議員は、実年齢でも期数(当選回数で)も会派内の最長老であり…私から「お父さん」だの「おじいちゃん」だのと呼ばれても「やかましい!」と笑いながら返してくれる懐の深い先輩であり、会派結成時にも書いたように…津山市議会で最も勉強熱心で、視察先などでも私が驚くほどにアクティブな姿勢で、老若男女関係なく分け隔てなく溶け込んでいける雰囲気と行動力を併せ持つ、真にリスペクトできる存在でした。

田口議員も「安東さんが誰よりも一番、議員をしていたと思う。」と先日話されていたことから…同じように思われているはず。だから実は、GW中にでも田口議員と一緒に安東議員のところに花でも持っていかないかとも考えたのですが…結局、それはしませんでした。よく考えると、引退された元議員だとは言え、津山市民であるわけですから…有権者の一人である安東さんに対して、現役の市議である私たち二人が何かしらの有価物を渡すことは、公職選挙法で禁じられている寄附行為になり得ます。田口議員と相談した結果として「感謝の意は仕事で示していこう!」という結論に至りました。

2年前の上記エントリーに書いた通り、考え方も感じ方もかなり異なる3人が会派を組んだ最大の理由は、議会改革のためでした。目的達成に向けて、ツヤマノチカラは益々尽力していきます。

議会を変えていきます!

ツヤマノチカラ結成の灯火を消すことなく、今までの2年間で積み重ねてきた効果をより大きくしていくため、津山の未来に資する議論ができるような津山市議会に、本当の市民の思いが反映されるような開かれた市議会に、つくり変えていきます!

それこそが、安東議員の積み重ねてこられた12年間の活動の意義を無駄にしないことにも繋がり、勇退にあたり抱えておられるであろう複雑な思いに少しでも報いていくことであり、後進の果たすべき責務に向き合うことで…そして何よりも、多くの津山市民の皆さまにとって、望ましい方向性であると確信しているからです。

安東議員の座右の銘は”不易流行”です。

伝統を踏まえつつも、新しいものを取り入れることも大切だとする姿勢のことで…守るべきものを守るためにこそ、変えていかねばならないことがあるという私自身の主張とも大いに重なる部分があります。安東議員の新しいものへのアンテナの高さ、そして自分自身の五感をフル活用して、新たな技術や考え方に触れていこうとする貪欲な姿勢からは、とても多くの刺激を頂戴してきましたし、自分自身がまだまだ至らない存在であるということを常に言外に諭していただいたと感じています。

そして、私の大切にしている言葉は今回の選挙でも新聞等に掲載された”人生感意気”というフレーズです。

まぁ端的に私見を言えば…人の心意気こそが人を動かすってことで、お金とか名誉とかも当然に大事だけど、それよりも人生には大事なものがあるでしょうよって意味で使っております。

そんな私にとって…安東議員と田口議員が、ほとんどマイナスにしか働かないであろう私との会派結成をリスクを承知で受けてくださり、2年間共に活動してくださったことは…津山市議会議員としての前任期4年間の中で、最も意気に感じたことでした。

安東さん、有難うございました!

恩は仕事で返していきます。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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