瞠目せよ、これが日本のトップランナー!北海道上川郡、鷹栖町議会の取り組みを全国民に知ってほしい。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

昨日のエントリーでは、しっかりと議員間討議ができるような議会にしていくことで、質問戦もより効果的なものとしていくことができると期待できること…津山市議会でも、そうした方向性を目指して良い方向に変えていくためにこれから益々頑張るぞ的な話を書かせていただきました。

質問戦を議場だけのイベントにしないため。議会改革に終わりはない。議員間討議ができる議会を目指して!

2023-12-08

そうした取り組みをしている議会もあるんだよってことについても言及していますが…その中でも、現時点でも間違いなく日本のトップランナー的議会の一つでありながら、まさしく議会改革には終わりはないという姿勢で挑戦し続けている素晴らしい議会を紹介させていただきましょう!

北海道の鷹栖町議会!

ヤバくない?

そう…ヤバいんですよ、圧倒的に。これだけヤバいと連発していたら、場合によってはブヒブヒ言われることもあるかもしれませんが…今回、私の語彙ではヤバいが最も適当だと判断しておりますので、皆さまにも是非、ヤバいかヤバくないか判断していただきたいと思います。

この、日本中の議会がやろうと思っても出来ないし、そもそも多くの議会ではやろうとも思えないし、たとえやろうと思ってもやれるはずがないことを圧倒的なクオリティーでやり続け、そして自己満足に陥ることなく、圧倒的な結果に繋げ続けているまち…それが、北海道の鷹栖町なのです。

鷹栖町議員の皆さまはマジでヤバい。

公式サイトのSNSのページから引っ張ってこさせていただいた集合写真です。この中の何名かとはつい先日…マニフェスト大賞関連イベント諸々において、直接お話をさせていただいています。

かつては議長として改革を進めてこられた大ベテランの青野議員や、漲るお母ちゃんパワーとコミュ力に圧倒された斉藤議員など…良い意味でキャラが濃過ぎる人生の大先輩方も、めちゃくちゃフランクに、私のような全く関係ないエリアのイロモノ議員の質問に丁寧に耳を傾けてくださり、不躾なお願いも非常に快く聞き届けてくださったその姿勢からして…少なくともウチの議会とは全然違うとしか言いようがないぞと感じたのが率直なところです。そして、その中でも特にヤバいと感じている人物がおられます。当ブログではリスペクトしている議員や首長について今までにも何人も取り上げてきましたが…この方は、その中でもヤバいの表現が最もしっくりくる方かもしれませんぞ。

一連のデザインを一手に担い、マニフェスト大賞のコンセプトとも言える善政競争を目指すにあたっての姿勢を端的に表すフレーズとしてしばしば用いられるTTP(徹底的にパクる)のスタンスを、圧倒的発想力で政治以外の分野から引っ張ってきてデザインに落とし込み、議会の広報に用いるセンス…そしてその発想を現実のものとするデザイン力を兼ね備えた方がおられるのです。

それこそが、片山兵衛さん!

お写真は片山さんの後援会公式サイトよりお借りしました。

この男はヤバ過ぎる!

アイキャッチ画像&冒頭に紹介した動画の”争点”というコンセプトはきっと笑点→焦点→争点の流れで思いつかれたんだろうなと勝手に想像していましたが…ある大学の先生の言葉を聞いた時に思いついた”ネタ”だと発信されていました。

ハッキリ言って天才過ぎると思っています。

片山さん、そして鷹栖町議会を初めて知った時からずっと、その活動に注目し続けてきました。私自身もデザインや発信に力を入れていることは、当ブログ読者の皆さまの多くはご理解くださっているはずです。だからこそ、羨望の眼差しで私淑していたと言って良いほど勉強させていただいています。アイキャッチ画像以外にも少しだけ紹介させていただきますが…議会の告知チラシなども本当に、メチャクチャ面白いんです。そして面白いだけでなくわかりやすい興味を持たせた先の動線まで考え尽くされていて、超絶に参考になるのです。

全部どっかで見たこと…ある?

令和5年3月議会の案内チラシ


令和5年6月議会の案内チラシ


令和5年9月議会の案内チラシ


そしてアイキャッチ画像としても紹介した、12月9日に開催されたばかりのサタデーライブ(要するに土曜日に一般質問をしておられます!)の告知チラシ。


私…こう見えてマジで実は結構シャイなので、先日初めて生で片山さんや鷹栖町議会の皆さまにお会いした際には…一緒に写真を撮っていただきたかったけど言い出せなかったので、次回こそはオシャレして一緒に写真撮ってもらおうと思っているくらい、リスペクトしているのです。議会は合議体ですので…一人だけ凄くても、どうしようもないはずで…こうしたものを片山さんが作ったとしても、他の議員の皆さまが受け入れて、これを使おうとならなければ、これほどまでに(議員会議への意識の高い議員や議会事務局職員で、鷹栖町を知らない人はまずいないレベルに全国的に有名!)効果に繋がることはなかったはずです。

そう、鷹栖町が本当に凄いのは…自己満足に陥ることなく、結果を出し続けていること!

議会への無関心を解消するため、大きな目標の一つとして町議会議員選挙での無投票を回避しようと議員が主体的に取り組み(津山市を含む多くの自治体の議会ではまず有り得ない動きでしょう…何しろ、自分自身のライバルを増やそうという試みなわけですから!)、実際に今年4月の選挙では、実に16年ぶりに投票による選挙が行われたのです!

そしてもう一つ、大きな目標が議会の傍聴者数の増加だったと聞いています。

12月9日の土曜日の議会…過去最高の傍聴者数だったと伺っています。

※傍聴席の画像は鷹栖町議会公式X(旧Twitter)で公開されている写真で、使用許可は片山議員から頂戴しております。告白しておきますと本記事は12月9日に書き始めていましたが…ほとんどの部分は12月16日に書いています。

これが日本のトップランナー議会。

議員にならせていただく前から、平日日中に開催していながら市民に開かれた議会などと謳うことへの違和感は発信し続けてきました。土日夜間議会の普及を目指す団体の会合などにも参加させていただいたこともあります。

津山市議会もより良くしていきます!

そのために、皆さまにも”ホンモノ”を知っていただきたかったのです。

傍聴者へプレゼントされる、ショウワノート株式会社さんから正式に許諾いただいているという議会傍聴ガイドブックは全ページを紹介したいくらいです。興味がある方には実物をお見せしますので、お声がけください。A4判のチラシをまとめた冊子(鷹栖町議会広報資料集成)とクリアファイルは販売されているもので…これは全議会関係者が買うべきだと強くオススメしておきます!

ここまで読んでくださった皆さまには特別に…その他にも片山さんの過去作をチェックできる、秘密のアドレスを特別に共有しておきましょう。見ているだけで楽しくなるようなデザインは凄いの一言。議会としての取り組みも最高過ぎるのよね…。

一般質問を傍聴者が採点する通信簿とか…あまりにもエキサイティング!

議員の能力向上にも繋がります。津山市議会でもパクって取り組みたい試みだけど…実現するのはメチャクチャ難しいだろうなぁ…。

クソ文句ばかり言う人たちの顔が目に浮かぶようです。

何事もチャレンジだと思うからこそ、鷹栖町議会の凄さがわかる。

鷹栖町、超、ヤバいよヤバいよ!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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