未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
議員にならせていただく前から取り組んできたマイノリティー支援には、私にとってほとんどライフワークと言ってしまって良い姿勢で向き合ってきています。公人として議席を預かる身になってからも様々な面で取り組んできていますが、その一つが性的マイノリティーへのサポートです。
昨今、LGBTあるいはLGBTQなどの表現を見聞きする機会がとても増えたことだと思いますが、今ほど報道が加熱する前から厳然と、そうした層に属する方々は当然に存在していたわけで…何も特別なことではありません。
もう何十年も前からずっと、私自身もそういう方々とごく普通に交流してきました。

ので、個人的には偏見など持っていないつもりですが…それは実は有り得ません。
人間誰しも多かれ少なかれ、考え方は偏っているものです。自分自身が普通だと考えていることが100%、世間の常識と合致すると思っている人がいるとしたら…それこそ非常識な話だと、私は思っています。もちろんこれも、私自身の個人的な考え方、感じ方に過ぎないので、あえて”私は”と強調したわけです。そもそも当ブログなど、そういう意味では「それってあなたの感想ですよね!」と言われてしまう雑談に過ぎないかもしれません。
多様性やSDGsが叫ばれ、誰一人取り残さずに持続可能な社会を維持していく…などと声高に謳われるようになった現代社会、求める幸せのカタチすら人それぞれ異なる世界の中では、政治が果たすべき役割はとても難しいものになってきています。そのことは先だっての全国地方議会サミットでも、頭の中を真っ白にしながら何とか挨拶の中でお話させていただいたことでもあります。

服部香代山鹿市議会議長にはウケている様子だけど、渥美よしき菊川市議会議員には”この人の頭は大丈夫なのか…色々な意味で…”的な目で見つめられているのが気になるなオイ!
先だって、今年の4月に視察にお邪魔させていただいたばかりの、長崎県大村市における行政対応が話題になっていました。
同性カップル 住民票の続き柄「夫」長崎 大村市長“修正せず”
リンク先以上の詳しい説明は省かせていただきますが…1秒で調べていただけることです。
ともかく簡単に言えば、大村市長の対応は市民の幸せを守り、市役所の職員を守り、大村市の自治を守るものだと、私は感じました。
自治体とはこうあるべきだと感じさせていただいた最近の出来事でしたのでシェアさせていただきました。考え方、感じ方はそれぞれ異なるわけですから、ある意味では最大公約数的なところを拾い上げていくことも政治の大きな役割だと考えていますが同時に…マイノリティー、少数派のセーフティネットとなっていくこともまた、政治の大切な役目であって、ときにそれは政治にしかできないことにもなり得ると考えています。

口先だけでなく、本当にできる限り誰も取り残さずに自治体をより良いものとしていくために、住民満足度を向上させていくために何が必要で何が必要でないのか、それを考えて制度として社会実装させ、生活に落とし込む過程の最適化を図ることは私たち政治に携わる者の不断の務め。その一翼は間違いなく、有権者であり納税者である皆さまにも担っていただいているわけで、皆さま一人ひとりの考え方、感じ方がそれぞれ等しく重要なのです。
決して無駄にはいたしませんぞ!
本日はこんなところで。また明日!