早速波乱?委員会審査開始、初日は総務文教委員会&厚生委員会。議案第69号は採決の結果同数で結局否決!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

先週の月曜日から木曜日まで繰り広げられた質問戦に続き…本日から津山市議会では、12月定例会の委員会審査が始まりました。定例会毎に書いているような気もしますが、まずは月曜日に私自身も所属している総務文教委員会と、厚生委員会における審査が行われ、翌日の火曜日に産業委員会と建設水道委員会の審査が行われることになっています。水曜日を予備日として確保しており、長引いた場合に対応しています。

かつては基本的に全委員会同日同時刻開催で審査を終えていたものを、傍聴などへの配慮から2日間に分けて行うようになったのは、私が議員にならせていただいた後のことです。これもそれなりに苦労して実現したことですが…他の委員会に傍聴に入ったことがある議員は議会が地域商社問題で揺れた際の例外的なケース(10人程度の議員が入ったはず!)を除けば、多くはないのではないかな…。まぁ、現在は傍聴しなくても(かなり時間がかかるけど)、会議録を公開するようにもなったので、ある程度は把握できるようになりましたけどね!

現在の津山市議会の委員会構成は下記のようになっており、これは来年の5月までこのままで続く予定です。2年に1度、議長・副議長の選挙に合わせて所属変えが行われる慣例になっています。改選までそろそろ半年もなくなってきましたので、色々と聞こえてくる話もありますし、会派内の調整などもそろそろ図っていかねばならないと思っています。

どの議員も必ず、常任委員会に所属しなくてはなりません。 

常任委員会 (令和5年5月12日現在)

委員会名 総務文教委員会
定数 7人
委員長 金田稔久
副委員長 河村美典
委員
(50音順)
末永弘之
寺坂典子
中島完一
広谷桂子
三浦ひらく
所管事務 企画財政部、総務部、税務部、地域振興部、出納室、教育委員会、選挙管理委員会、公平委員会及び監査委員の所管に属する事項、他の常任委員会の所管に属さない事項

 

委員会名 厚生委員会
定数 6人
委員長 髙橋寿治
副委員長 ほかぞの千晶
委員
(50音順)
秋久憲司
勝浦正樹
近藤吉一郎
田口浩二
所管事務 環境福祉部、こども保健部の所管に属する事項

 

委員会名 産業委員会
定数 6人
委員長 森岡和雄
副委員長 政岡大介
委員
(50音順)
上山はるうみ
白石まこと
松本義隆
丸尾 勝
所管事務 産業経済部、観光文化部、農林部及び農業委員会の所管に属する事項

 

委員会名 建設水道委員会
定数 6人
委員長 岡田康弘
副委員長 政岡哲弘
委員
(50音順)
河本英敏
津本辰己
原 行則
吉田耕造
所管事務 都市建設部及び水道局の所管に属する事項

 

議会運営委員会・特別委員会 (令和5年6月12日現在)

委員会 議会運営委員会
定数 6人
委員長 政岡哲弘
副委員長 三浦ひらく
委員
(50音順)
勝浦正樹
近藤吉一郎
広谷桂子
政岡大介
所管事務 議席、会期、会議日程、議事日程、議案、請願・陳情等の取扱、本会議の議事運営、一般質問及び緊急質問、議場の秩序維持、議会の会議規則、委員会に関する条例その他の法令、議長の諮問に関する事項

 

委員会 広報調査特別委員会
定数 7人
委員長 吉田耕造
副委員長 寺坂典子
委員
(50音順)
岡田康弘
白石まこと
津本辰己
原 行則
丸尾 勝
所管事務 市議会広報、広報紙の編集方針・編集内容等についての調査研究

 

委員会 議会活性化調査特別委員会
定数 8人
委員長 三浦ひらく
副委員長 河村美典
委員
(50音順)
金田稔久
末永弘之
髙橋寿治
ほかぞの千晶
松本義隆
森岡和雄
所管事務 議会活性化に関わる諸問題についての調査研究

 

ただでさえ総務文教委員会は他の常任委員会に比べて委員が1名多い上に、比較的よく話す議員が多く所属しているような印象がある(お前が言うな感しかありませんが…)ので、長くなりがちなのですが、本日はそれほど長引くことなく終わった…と言えるのかなとは思っています。

一つ議案が否決されたけどねッ!

阿波保健福祉センター浴室棟(あば温泉)において、施設の老朽化に伴う大規模改修を行っているところです。リニューアルに合わせて利用料金の見直しを図るということで、今回条例改正議案が出ていました。詳しくは下記の資料をご確認ください。

そもそもの値上げに反対する意見、障害者への料金設定がなされていない点などについて意見が相次ぎました。私自身についても、様々な事情に鑑みて、値上げを含めた適正な受益者負担は利用者に求めていくべきだという考えとともに、ただし障害者への配慮が料金上もあって良いのではないかという意見も添えて、発言させていただきました。

結果として、この件は採決の結果…委員の票が3票対3票と割れ、委員長の判断により、否決となったのです。

こんな感じで議論、審査をしています!

議案だけで言うと今回は総務の所管で10件、文教の所管は1件だけでしたが…もっと沢山ある場合も多々あります。そのそれぞれに関して、必要なら私たちは議論をする必要があるわけです。

”真に必要”ならね!

今回の議論内容をご確認いただけるのは約3ヶ月先ですが、本会議での議論だけでなく、それぞれの常任委員会におけるやり取りも今年の3月から公開されています。是非、チェックしてみてください。

爆笑できるかもしれませんぞ!

委員会でのやり取りは、割と”素”が出ているからね。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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