未来拓く、みうらひらくです。
ラブホテル経営は法律上、風俗店経営にあたるというトリビアを取り上げた昨日のエントリー。
ラブホの話よりも、モザイクについての話の方が面白いって意見もありましたが…それに関してはまた改めて。
その話をすると、多分長くなるので。
とりあえず引き続き、ラブホテル問題について考えていきましょうか。
さて、僕は全然詳しくないのだが…ラブホテル関連に明るい男がいましてな。
友人の話だよ。
もはや住んでいるとかいないとか。
彼曰く、そもそもラブホテルでは一般的なホテルの稼働率という概念を使用しないとのこと。
…というか通用しない、意味がないので、先日も引用したコレに関しては大いに疑問を抱かざるを得ないとのこと。
有難くも専門的な単語による説明をいただいたものの、わかりにくい。
簡単にまとめさせていただくと、こーゆー理由です。
ラブホテルは一日何回転もするものだから。
宿泊ではなく、休憩利用するお客さんのことが反映されない数字と比べても意味がない…比較対象として適切ではないということです。
昼間の売り上げもラブホの大きな収入源である…当然だわな。
ラブホテルでは宿泊利用とは別に、時間を区切って休憩利用やサービスタイムといった料金体系を採用しているところがほとんどです。
宿泊に関してすら、時間帯を何パターンか設定している場合もある。
わかりやすい指標として用いるのは、全体の売り上げを部屋数で割って算出する、部屋が売り上げた数字だとか。
稼働率計算をキチンとするなら、24時間単位で考えることが必要だということ。
ま、ごもっとも。
確かに先日取り上げたリンク先の記事は、そういう意味では踏み込みが足りないというか…恣意的な香りすらします。
何事も鵜呑みにしてはイカンね。
そもそも”一般ホテルへの改装を促進”って方向ってのがもうね…。
利権、お金の香りがプンプンとしてくる感じではあるわけで。
半分は”イイじゃん”と思うけど、半分は”出た出た…”ってところです。
既存の施設を利用すりゃイイじゃんって話だからね。
それで十分、選択肢は増えると思う。
ある程度の調整にコストが掛かることはある。
それでも、公権力が税金を投入して一部の業界に注力するのは、基本的にはあまり好ましくないと思っております。
神の見えざる手じゃありませんが、市場が判断すること。
ろくなことにならないのは、歴史が証明しまくっております。
規制緩和には大賛成。
それは”何もしない”をするってこと。
超簡単なようでいて、超難しいコレを…実現していきたいものです。
それでは本日はこんなところで。
また明日!!