未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
今日は久しぶりに、家から一歩も出ませんでした。
本当は2件だけ予定を入れていたのですが都合によりキャンセルになり、家で過ごしました。
不要不急でない用件もあったけど…意外に家でも何とかなるものだなと。
家にいればいたで普段できないこと、やらなくてはならないこと、先送りにしていたこと(例えば部屋の片付けや掃除等…今日はしていないけど)など片付けるべき課題は幾つもあるものです。
津山市で初めての新型コロナウイルス感染症の感染者が確認された翌日でした。多くの人たちから問い合わせや要望等のご連絡をいただき…対応等で日が暮れたといった感じです。
残念な話もいくつも聞きました。様々な声が届きました。あまり良いことではないなと感じたこともあります。伝えられる方には直接伝えましたが…自覚せずに良かれと思って、そう振る舞っている方もおられると思うのであえて書いておきます。
ここだけの話なんだけど…
私は違うと思うんだけど…
友達が言っていたんだけど…
この種の枕詞(まくらことば)を付けて話し始めないといけないような不確かな内容は、拡散すべきではありません。
心配なのはわかりますが、例えばSNS上にそうした不確かな情報を信用しないでくださいと具体的内容を含めて掲載することも、場合によっては拡散に協力することになると、知ってください。
昨日は岡山県知事の発言が話題になっていました。
「来たことを後悔するようになればいい」岡山県、29日に県境検温
強いメッセージだと歓迎する向きもあったようですが…個人的には完全にナシな発言です。強いメッセージ出すならもっと早い時期にもっと効果的に出せというのが正直なところ。
言い方よ。
表現の自由を標榜する身としては、どんな言い方で思いを発露するのも個人の自由だと言っておきます。ただし政治家は特に、言葉に対して責任を負わねばなりません。
言うべきことを言って、成すべきことを成さねば政治家の存在意義などありません。
ちなみに岡山県では…全国的に治外法権っぷりが話題になっていたパチンコ店への自粛要請は、ようやく昨日出されました。
三密とかって言ってるけどもしかして、パチンコ店だけは完全に対象外なのかなと思っていましたが…そうではなかったようです。
気づくのが遅かったのかな?
そんなはずはありません。多くの方々が気にしているポイントです。先日募集した津山市長へのご意見・ご要望でもパチンコ店に関する自粛要請の声は複数ありました。
それは、言いたいことを言えないような相手との繋がり。
これに尽きます。首長や議員は選挙に勝たなくてはなれない…それゆえに大きな組織や影響力の強い個人などに”忖度”してしまうケースが非常に多いものです。人間関係が構築されるとしがらみをゼロにすることは難しくなりますが、それでも政治に携わる者は、しがらみがあってはなりません。
言いたいことを言うべき時に言えないような繋がりがあっては、正しい行いをする妨げになるからです!
ハッキリ言って、津山市にも岡山県にも国にも…しがらみなく政治に取り組んでいる人間などほとんどいないのが現実。
真実、事実を言えないようでは…世界を本当に良くしていくことなど出来ません。
そんな私が今日、言いたいこと。それはいつも通りのことです…私が政治という手段を通して、やっていきたいこと。
あらゆるシーンで選択肢を増やすことです。
ずっと主張してきたことです。ライフスタイルや考え方、求める幸せの形すらこれだけ多様化した現在。できる限り選択肢を増やしていくことが幸福量の最大化に繋がるのです。そして、それだけではありません。
選択肢が多いことは、非常時への備えになるのです。津山市内には多くの病院があります。
医療従事者の皆さまが命懸けで頑張ってくださっている仕事をサポートしたい気持ちがあるなら、この状況下で医療現場の仕事の妨げになるようなことは決してあってはならないと言い続けてきました。
現場の足を引っ張る気はありません。
医療現場の皆さまはもちろん、行政の現場におられる皆さまにも常々言っていることです。何しろ議員には執行権はないわけですから。最前線で仕事をしてくださる方々にはリスペクトしかありません。しかしこれを見ていただきたい。
オンライン診療に対応してくれる医療機関は全国に約11,000あるそうです。下のリンク先から各都道府県別の一覧をご確認いただけます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について
え…マジか?
ってなったのですが、再読み込み等して確認しました…さすがに間違いないでしょう。
小・中学校の休校措置を巡るゴタゴタの際も、オンライン授業の実施を求める声は多く聞きました。
ですが繰り返し触れてきておりますように、津山市の教育現場・行政の現場もまだまだ全くそんな段階ではないのが残念ながら現実です。民間、医療の分野においてもそれが顕著に表れていると言えるのではないでしょうか。
津山市は圧倒的に、インターネットを利用した選択肢が少ない。
これは多くのシーンに当てはまる現実だと感じています。
この先、必ず今以上に重要になっていくことが確実なこの分野の選択肢は今からでもひとつずつ増やしていかねば、津山市を子どもたちが住みたいまちとして維持していくことなど到底不可能です。少なくとも現在の28名の議員の中では最もその分野に明るい人間として今後さらに注力していきます。
要するに、改善していきます!本日はこんなところで。また明日!