目指すはTTPT!間違ったルールは変えていくのが議員の仕事。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

市議会議員研修、初のオンライン開催。一点突破から全面展開へ!

2021-08-16

さて今日は今さらだけど…今まとめておかないと、もうまとめずにスルーしてしまうのが目に見えているので、上記エントリーで少し触れていた通算51回目にして初めてオンラインで開催された岡山県市議会議員研修の内容について書いておきます。

議員は学んだことを公益のため還元せねばならぬという当然の話。

2021-08-20

昨日も書いたように、せっかく美味しく旬の時期に食べたのに…アウトプットまでに時間が掛かり過ぎて、体の中で賞味期限が過ぎてしまってはもったいない話です。寝かせるべきものは寝かせて熟成することがあっても良いけど、早くアウトプットしなくてはならないもの…足が早いものについては必要な処理を施して上手に料理できるよう、優先順位を間違わずタイムリーに発信できないようではダメだと思っていますので、今回はすでに期限切れ感も漂っていますが…自分自身へのインプットのためにも、しっかりアウトプットしておきます。

何しろ毎日、次から次へと新しい刺激をいただいているし…当ブログにも書くべきことや書きたいことが沢山あるのです。子どもの頃から表現したいことがありまくる人間でしたが、その欲求は年を経てもなかなか収まらないのが正直なところなのです。

さて、とは言え実はやることは目白押しで…その上、9月議会も近づいてきてハードスケジュールなので簡潔に、zoomを通して伺った北川先生の話の要点や所感を、メモ程度に綴っておく形で共有させていただきます。

・地方創生という言葉は踊っているが、現実はまだまだ。

国→都道府県→市区町村という形で仕事を下請けのように上から下におろしていた機関委任事務制度は、もはや過去の遺物(2000年に廃止)です。

市区町村は国や県の下請けではありません。

もちろん市区町村議会も同じ…国会や都道府県議会の下請けではないのです!かつて都道府県では約80%、市町村でも約40%程度が機関委任事務による業務だったそうです。ただ現在では少なくとも建前上はそれぞれの立場で主張できるような仕組みに改善されている(実際はそうなっていないというニュアンスを強く感じさせる表現でお話しくださった印象)わけですから、それぞれの立場を尊重して、協力しあって取り組まなければ地方創生など夢のまた夢だということでした。

国、都道府県、市区町村と言えば…以前紹介した面白い心理テストがありますので、是非お試しください!

アナタの意識は大丈夫?深層心理を暴く心理テストをやってみた。

2019-08-22

俺と同じ結果の人、いたかな?

議会はチェック機能だけでなく、条例制定権の活用を!

様々な属性の議員が揃い、様々な市民の声が反映できると期待される合議制の議会だからこそ果たせると期待できる重要な役割である政策立案政策提案を積極的に行っていくべき。

議員個人の意見ではなく、市民とタイアップしていくこと、そして議員間討議が重要。

個人の自分勝手な意見ではなく、合議して磨き上げた意見を執行部に届けることが望ましい…という話でした。全くもってその通りだと納得しましたし、これこそ本来の議会のあるべき姿だと感じましたし、そして残念ながら津山市議会を筆頭に私が知るほとんど全ての市区町村議会や都道府県議会、そして国会でも出来ていないことだと思いました。

もし出来ていたら…津山市も岡山県も日本も、今のような状態にはなっていないでしょう。

こうした残念な状態を脱するために、先進的な取り組みをしている地方議会について幾つもの例を挙げてお話しくださいましたが…詳細を述べていくと非常に長くなるので、ここでは北川先生が例示された自治体議会の名前だけを紹介しておきます。

岩手県北上市議会、東京都墨田区議会、兵庫県西脇市議会、茨城県取手市議会などです。

こうしたシーンで名前を挙げてもらえるような取り組みを津山市議会でも進めていくことが、当面の目標です!

他にも多くの金言がありました。「いつもあなたが言ってることと同じような話じゃけど、言う人が言ったらまた違って聞こえるな。」と言われた先輩議員がおられましたが…それはそれで情けないけど仕方がない!ただ、そう思ってくださったのであれば、この会はそれだけでも意味があったと言えるでしょう。

もう少しだけ…北川先生の話の趣旨を紹介しておきます。

・過去の考え方のままで改革改善しようと思っても明らかに限界に至っていることがDX社会の中で明らか。

・デジタル化はやるかやらないかの是非を問うレベルの話ではなく、やらざるを得ない必須の課題。

・行政執行部は公平公正を担保しながらやって行かざるを得ないからこそ、法律や規則を無視できず、どうしても前例踏襲型にならざるを得ないが、議会は決定的に異なる。

・法律や規則は変えれば良い、市民の生活の妨げになったり、間違っている場合はルールを変えてつくっていく立場が議員、議会の仕事。

既成概念、固定観念を排除して…市民の皆さまに対して説明責任が果たせる、生きた政策立案を進めていくことで、地方から日本全体を変えていく決意を求められた、そんなお話だったと受け止めています。

北川先生は、コロナ禍の今は”変化のチャンス”だとおっしゃいました。

議会でも何度も私自身言ってきたことですが、改めて完全に同意です…今こそ、我々は変わらねばならないのです。変化を求められているのです。そのために何をするのかは、私たち自身で考えていかねばなりません。

ただ!

良い企画はTTP(徹底的にパクる)ことが大切だと、北川先生もおっしゃっていました。コスパが良いですしね。

最近では「TTPS」すなわち、「徹底的にパクって進化させる」なんて表現もあります。

アタシャ「TTPT」にします!

良いものは徹底的にパクって、津山に落とし込む…つまり津山ナイズしていきます!

「徹底的にパクって津山ナイズする!」

無論オリジナルの方向でも攻めていきますけどね。こう見えて私は、稀代のアイデアマンとして活躍し続けてきておりますからなッ!

皆さまも是非アイデア出していただいて…一緒に楽しくしていきましょう。上でも触れたように議員個人の意見ではなく、市民の皆さまとタイアップしていくことが大切ですからね!

それでは本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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