不妊治療は命がけ。なぜ、日本の体外受精開始年齢は極めて高いのか?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて、今日も色々と動いたのですが…またしても連日の寝落ち!

起きたら午前4時44分でした。
ただ昔から4は嫌いな数字ではありません。野球少年だった小学校時代には4は強打者の象徴である4番バッターの4だし、むしろ好きな数字でした。

皆さまがご存知のように、日本で4が忌避されがちなのは4を”し”と読んだ際に”死”を連想させるからという理由です。同じように9を”く”と読んだ際には”苦”に繋がるということで、特に年長の方々が9を嫌うシーンを未だに目にすることもあります。

小学校の頃から私は、物事は見方次第だということをそれほど意識せずに感じていたのかもしれません。

4なんて多くの人の日常生活の中では”よん”って読むことの方が多いわけで、喜びの”よ”んだし…幸せの”し”だよって常々言っていたのですが、何故か今朝は起きた瞬間に亡くなった祖母とその話をしたことを思い出しました。

議会での発言などでは施策の根拠に科学的根拠、いわゆるエビデンスを求めることで、ミスターエビデンスなどと呼ばれることもある私ですが…人との縁や繋がりといったものは科学での説明云々とは別のところにあるなと考えながらうっかり眠ってしまったことが、その要因になっているのかもしれません。このところ不思議なご縁をいただくことが多いのは、大変に有難いことではあります。ちなみに本日は久しぶりのパブラボオンラインセミナーがありました。以前も紹介させていただいたフェムテックに関わる内容の企画の第3弾です。 フェムテックとは、女性およびそのパートナーのウェルネス・セクシャルウェルネスに関わる課題を解決するために開発された、テクノロジーを使用するソフトウェア、診断キットその他の製品及びサービスを指す言葉です。

一般参加可能。フェムテック&妊活支援の新たな選択肢を知って!

2021-09-17

アイキャッチ画像は今回の企画の告知画像。現職議員・元職議員に限定しての企画でしたので当ブログでのご案内はしていませんでしたが、非常にエキサイティングな話を伺えました。開始直前まで診察中だった松本先生のエビデンスに裏打ちされた圧倒的な知識、そして熱意の込められた講話、東京都議会議員を務められていた奥澤さんのスマートかつ的確なファシリテーション、いずれも非常に勉強になったと感じています。

フェムテックを科学的根拠に基づき医療と親和させることにより、フェムテックに関係する各種製品及びサービスが、医療制度及び薬事制度における正当な評価を受けられるようにすることと、フェムテックに関する各種製品・サービスを、社会に普及させることを目的として設立された団体である一般社団法人メディカル・フェムテック・コンソーシアムの理事長であり、不妊治療専門のクリニック院長でもある松本先生を迎えての今回のメインテーマは「不妊治療」ということでした。

標題にもある通りですが「不妊治療が命がけだということをわかっていない人は、不妊治療をわかっていない!」と力強く断じられた先生のお言葉は、とても印象的でした。

そして不妊治療をわかっていない人が多過ぎるという事実は…不妊治療への理解、協力が進まない現実や、そもそも取り組んでいること自体を言い出せない社会の空気感として、如実に示されているところだなと感じた次第です。

16人に一人の赤ちゃんが体外受精で誕生している現在。

多くの夫婦が妊活に取り組む一方で、センシティブなテーマであるがゆえに誰にも相談できず…二人だけで不安やストレスを抱えるケースや、場合によっては夫婦間のコミュニケーションにも悩むケースが多く存在しているのが現実です。パートナーと本音で向き合えないという苦しい声を、男性、女性の双方から相談として受けることすらもあるのです。

松本先生の講話を受けてのディスカッションの中には幾つも紹介したい話がありました…少しだけ触れておきます。

こうしたテーマの際に必ずと言って良いほど触れられるのが性教育。

活発に意見が飛び交った今回の議論の中では、性教育を受けるべきは子どもたちだけではなく大人も同じで、特に不妊治療への理解を進めるためには高齢の方々も含めた大人の性教育が肝要だという話にもなりました。完全に同意です。このところ何度も取り上げているHPVワクチンの件や、臓器移植についての話同様に…あまりにも現実、事実が知られていないからこそ、日本の不妊治療の現状が好ましくない状態になっていることは明らかなのです。

「知らなかった」を運命の分かれ道にしない。HPVV自治体議連発足!

2021-11-09

JOT、日本臓器移植ネットワークを訪問。誰もが当事者たりうる。

2021-11-10

正しい知識が必要です。

松本先生は、子どもを望むときに望みを叶えられるようにするためには、自分の体のことを知り、正しい知識を得て、意思決定していくことが重要だと述べられていました。

これは何事にも当てはまる話

事実として、女性の年齢と共に低くなっていく妊娠率、高くなっていく流産率などを数字としてデータで知っていれば…国際的に見ると日本の体外受精の開始年齢が極めて高い現状が改善されることに繋がるかもしれません。

また不妊は男性側に原因があるケースもあるという事実、そもそも絶対的な原因がわかるケースなどごくわずかであることなどもまだまだ周知されていないばかりか…わかっているにもかかわらず、そこから目を逸らそうとする向きが存在するような社会の空気感を変化させていくためにも、正しい知識の普及が必要であることは間違いありません。

そのためにはフェムテック以前に、津山市でも、個人でもできることが沢山あります。

自分自身が正しい知識を得て、周囲の人に伝えていく…それだけでも十分に効果的なアクションですから。

妊娠に必要不可欠な卵子の採卵は、例えば「では明後日採卵しましょう。」というようなイメージで行われます。

考えてみてください。

「急な話ですみませんが、明後日が採卵日になりました。休ませてください。」

職場に言えるでしょうか?不妊治療を始めた女性のうち、6人に1人が離職(退職や解雇)を経験しているのが現実です。地方部ではまずは正しい知識の啓発活動から進めていかないといけないという思いを改めて感じているところです。

松本先生も繰り返しおっしゃっていましたが…最終的に判断するのは個人です。

妊娠しなくてはいけない、などという話では決してありません。

そうした選択の自由が尊重される社会実現のためにも…そしてHPVワクチンの件や、臓器移植についての話同様に…正しい知識、正確な情報を知らなかったことで悲しい思いをする人を一人でも減らしたい、それだけが私自身の願いです。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

1978年岡山県津山市生まれ(43歳)。政治を面白くする心意気でブログやYouTubeで取り組みを公開中。LINEスタンプも好評発売中の相棒ひらくマと、世界をより暮らしやすく楽しく変えるための活動に日夜ハゲむ。選択肢の多い社会実現を目指す岡山県津山市議会議員(1期)。政治も手段の一つ。地域振興、観光、マイノリティー支援。表現の自由。インフルエンザ脳症撲滅。

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