未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
2月6日に投開票される津山市長選挙が終盤に差し掛かり、もはや期日前投票も5日の土曜日を残すのみとなりました。選挙運動が可能なのは投票日前日の5日中(23時59分59秒)までとなり…それ以降(投票箱の蓋が閉まるまで)はどなた様であっても…直接会って伝えようと、インターネットを介して伝えようと「津山市議会議長選挙では〇〇候補に一票入れて!」といった趣旨のお願いをすること自体が法律違反になります。
お気を付けください!
上記の市長選挙について取り上げたエントリーでは、今回の選挙公報の内容を紹介させていただきました。中には全く見たことも読んだこともないという方もおられるかと思いますが…選挙公報は”公報”の名の通り、公の利益に大きく関わってくると考えられる選挙に関わる内容が記された性格の書面です。
だからこそそこには公費が投入され、情報発信されているわけです。
先の衆院選の際などにも同様の対応をとらせていただいたのですが、今回も私はある程度の量の選挙公報を選管からお預かりし、お会いする方々の中で希望される方には直接お渡ししています。
初めて手に取ったと言われる有権者は決して少なくありません。
また選挙公報は選挙管理委員会に連絡すれば郵送で届けていただくことも可能です。
ただ、そこにも当然公費が費やされるわけです。
全く同じ内容をインターネットで確認できる状況にある当ブログ読者の皆さまにおかれましては…無駄なコスト削減のためにも、ネットでご確認いただきたいところではあります。
しかしながら市民の中にはネット環境がない方もおられるわけです。津山市においては新聞折込みによる頒布という手法を採用しているために、現実的には選挙公報を見ることができない有権者が確実に一定数存在するわけです。このように選挙広報に記載されている非常に重要な情報が市民の皆さまのもとに確実に届いていると言えないことについては、あまりにも不親切だと感じており、当ブログにおいても何度も取り上げてきましたし、全戸配布を検討していただきたいという旨は選挙管理委員会にも議員になる以前から繰り返しお伝えしてきたところですし、今後とも現状改善のために動いていきます。
少しでも多くの皆さまに、できる限り多くの判断材料をお届けすることもまた、私に期待される役割の一つだと自認しているからこそ…このようにブログ内で紹介する取り組みを継続してきています。
そんなわけで本日は、津山市長選挙に立候補されている3名の候補者のうち、多くの掲示板では選挙ポスターも確認できず、メディアへの露出も希望されず、ネット等でも発信しておられる気配も伺えず、連絡も取れないために活動内容の詳細を把握することが困難で、そもそもこうした書面を用意しているか否かの確認が難しい竹内幹雄候補を除くお二人の、選挙運動用ビラの内容を紹介させていただきます。
ちなみに下記リンク先の記事(山陽新聞digital・さんデジ)をお読みいただければ、また少し別の角度から情報を得られるはずですので、是非チェックしてみてください。
津山市長選 候補者に聞く(届け出順) 近藤吉一郎氏、谷口圭三氏
私自身が当選させていただきました2019年の統一地方選挙から都道府県と市・区議会議員選挙でも解禁になりました選挙運動用ビラ…いわゆる公選ビラ、証紙ビラなどと呼ばれる種類のチラシですが、政令指定都市以外での選挙では16,000枚頒布可能なものです。こちらも公費での印刷が可能(ただし供託物没収点を下回る得票の場合は公費負担ゼロ)なもので、公益に適うものだからこそそうした対応が取られると言えるでしょう。
2019年の法改正の理由は、「候補者の政策等を有権者が知る機会を拡充するため」となっていますし…こうした機会は多ければ多い方がよりベターだと考えられますので是非…本エントリーを皆さまの周囲の方にも見ていただければと願います。
ちなみに津山市議会議員選挙では4,000枚頒布可能で、私は下のような内容のビラ(アイキャッチ画像が表面)を演説時などに手渡しさせていただき、残ったものを新聞折込みの形で配りました。今でも折に触れて内容を確認しています。
言いっぱなしじゃ話にならないからね!
前置きが長くなったけど、それでは届出順に…こんどう吉一郎候補、谷口圭三候補のお二人のビラを紹介させていただきましょう。
ノーコメントにしときます。
俺がそれぞれにコメントすると荒れるからねッ!
非常にタイムリーな内容だなと感じた、それこそ津山市議会議員選挙の前後では大変お世話になった、かつての盟友…今ははるか雲の上のステージに行ってしまわれた参議院議員、音喜多駿さんが書かれたブログ記事を最後に紹介しておきます。
政治家の口が悪くなると、その周り(支援者)も影響される。悪口はマジでやめよう!【半ば雑談】
私自身もとても身につまされる内容でした。
過激な物言い(?)をする分…何倍にもなって跳ね返ってくることもしばしばな私が、昔から当ブログで何度も引用する好きな言葉があります。
悪口の中においては、つねに言われてる方が主役であり、言ってる方は脇役であるという宿命がある。 – 寺山修司 –
たった一人を選出する市長選挙のような首長選挙においては…そうなりがちな傾向がより強い印象がありますが…悪口合戦だなどと感じられるような選挙戦は誰も望んでいません。
少なくとも、本人の前で言えないような発言は控えた方が、絶対に応援している候補者のためにもなります!
本日はこんなところで。また明日!