いじめは厳罰化で防げるか?他人任せ、隠蔽体質にNO!事実から目を逸らさず、当事者の声を聞け!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

当ブログでも何度か取り上げてきましたし…昨年末12月議会ではこの画像と全く同じ内容が記されたパネルを議場に持ち込みました。本日のアイキャッチ画像に書いてあるこのフレーズは、全ての公共施策に盛り込むべき考え方だと思っています。

当事者の意見を聞かずつくったルールや制度、当事者の思いを反映させていない押しつけの施策、それらがいったい、誰のためになると言うのでしょうか?

いじめの被害者やひきこもり、不登校や長期欠席の当事者支援を継続しています。

つまり悲しい思いや悔しい思いを抱えている子どもたち、学校に行くということに何らかの理由で抵抗がある子どもたちや、その家族と接する機会を継続的に持ち続けています。これは議員にならせていただく前からずっと継続してきたことです。そして実のところ、昨年の9月後半から1月後半までの4ヶ月程度の間、ブログの更新をストップしていた最大の理由は、ここに関係しています。

私自身が、こうした課題を考える際に確実に最大の当事者である子どもたち自身に寄り添わない大人ではないのだということを理解してもらうために、どうしても必要な判断だったと考えていますし、正直言って想像していたよりもとても長い時間は掛かりましたが…結果的に最善の状態で着地することができたよなと、それこそ当事者の中では同じ認識を共有できているところです。

ただ、これには当然限界があります。

私は一人しかいませんし、対応できる人間の数は当然に有限で…公務もあればプライベートもある中で、際限なくフォローできるわけではないのが実情です。世の中の全てに基本的には限界があるわけですし…経験などの蓄積を否定はしませんが、マニュアルなど頼りにならない、一例一例が全く異なる事情の、実例が実際にそこにあるわけです。公共施策としてのいじめ対策で、口先だけできめ細かに対応していくなどと言ったところで、本当に個別事例に寄り添うことがどれだけできているのかは大いに疑問です。

だからこそ、限りある資源や財源など…どのように分配していくのか、そういう話をしている政治の現場での話は、本当は極めて重要なのですが…なかなかそこまで注視してもらえる場合ばかりではないのは仕方がないことだなとは思っています。政治に携わる者として、少しでも興味を持っていただけるように、引き続きあらゆるアプローチを講じて取り組んでいきます。

学校内に限らず、例えば昨今話題になっている回転寿司店などでの暴挙に代表されるように…犯罪があまりにも気軽に行われているような現状がある気がしますが…そうした現状をどのように改善、解決していくのか。一歩ずつでも少しずつでも、目を背けることなく取り組んでいかねばならないのです。

それでは本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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