議会は不可思議なところ?選挙も近づいた津山市議会の動向に注目!3月定例会は2月27日開会。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

アイキャッチ画像は25日付けの津山朝日新聞(夕刊)より。選挙前にはあることないこと…いやむしろ、ないことないこと(?)明らかに眉唾物の、出所不明の怪しい情報が乱れ飛ぶものですが…果たして今回も、新たな立候補予定者として様々な方の名前が挙がっていましたが、そろそろ情勢が固まってきたようです。見出しにもなっていますが議員定数も3名の削減が決まっている中で、激しい戦いとなることは確実な情勢です。

議員定数が28名から25名になることが決まったのは、ちょうど一年前の3月定例会最終日でした。

議員定数は28名→25名へ。松本議員辞職勧告が決議されたけど反対した話。

2022-03-23

ただ実は…そのさらに一年前(つまり今から二年前)には、議員定数は28名から24名にすべきだという話をしていました。ところがそれ(議員定数削減の条例提案をすること)を当時、つまり二年前の時点で行ってもパフォーマンスに終わりかねない危惧があったために、4名減らし24名にすべきだという主張自体には賛成の立場だが、提案された条例案には反対するという趣旨で討論をしたことがありました。

全ては上記エントリーに書いている通りで、当時の討論動画も確認できますが…その一年後、降って湧いたように3名削減の話が出てきて…なぜか4名削減を主張していた定数削減派の面々がそれに賛同しているという状況には、少し異様な空気を感じないでもなかったのが実際のところでした。

議会はときに、非常に不可思議なところ。

ただ、全ては決まったことです。そして選挙に臨む意思表示をさせていただいている私としては、どなたが出馬しようとも出馬を取り止めようとも、自分自身の判断には全く関係がないことです。やれること、やるべきことをしっかり積み重ねていくのみで…選挙準備だけをしていれば良かった4年前よりも、実務面でも情勢的にも圧倒的に厳しいのが実情ですが…それでも定数削減の判断をしたことは後悔していません。

本日ある方には「自分で自分の首を絞めとるがな!」と言われました。ハッキリ言って、その通りかもしれません。

ただ、痛みを伴うような施策が必要になることは今後避けられません。

少子高齢化・人口減少が避けられない状況の中で、今までの当たり前は通用しなくなってきています。国全体で税収が減っていき、津山市も同様な状況にある以上、財政規模の圧縮は必要不可欠な対応で、結果として様々な組織のスリム化も必要になってくるでしょう。議会だけが対象外というわけにいかないのは当然の話ですし、津山市執行部と共に”より良い津山市”を創っていくための車の両輪たるべき津山市議会の一員としての責任に向き合う中で、そこから目を逸らし自分自身に甘くなるわけにはいかないところ。

むしろ自分達から積極的に痛みを引き受けていく姿勢を示すことで、市民の皆さまの理解を促さねばならない段階に入っていると感じています。

追い込まれている自覚はありますが、そんなときだからこそ感覚を研ぎ澄ませ…職務に向き合っていきます。

明日、現在の津山市議会議員にとって任期中最後の議会となる3月定例会が開会します。

ご注目ください!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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