未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日は午前中に厚生委員会の勉強会に傍聴参加、午後からは総務文教委員会の勉強会という…非常に珍しい(…というか、こんなことは初めてじゃないかな?)、津山市議会での勉強会二本立ての一日でした。
自分自身が委員として所属させていただいている総務文教委員会の方では発言ができるものの、厚生委員会の方では傍聴者として当局職員の皆さまの後ろに数名の同僚議員と共に座らせていただいているだけでしたので…ぶっちゃけを言うと言いたいことが山盛り過ぎてフラストレーションの溜まる時間ではありましたが、現在は副議長として津山市議会の慣例により議案質疑・一般質問ができない立場にいる会派の同僚・田口浩二議員の気持ちはこんなものではない(だからそんな慣習は打破したい!)よな…と思いながら、勉強会なのでそうした制約を受けることなく、ある意味でのびのびと(?)切れ味が鋭過ぎる質問を繰り出す厚生委員会所属の田口さんの姿を久々に見ていました。何の事前打ち合わせをしていたわけでもないのですが、?が浮かんだポイントなどを的確に質してくださって、さすがの一言でした。
とろこで、今回の厚生委員会の勉強会で取り扱われたのは、いずれも昨年度末に策定されたばかりの第3次健康つやま21(第3次津山市健康増進計画・食育推進計画)と、第2次いのちささえる津山市自殺対策計画の二つについてでした。それぞれに首を傾げてしまうようなポイントがあり、勉強会の中で田口さんらが質問してくださって解消できた点もありましたが、納得できない箇所や、どうしてもスルーしておくわけにはいかないであろう見直しを求めておくべき点などがありますので、6月の議会で私自身が質問に盛り込むしかないなと思っています。
特に自殺対策に関しては、ハッキリ言って現在の津山市議会では、前任期の4年間も含めてこの問題に議会において本気で取り組んできたのは私だけだと思っています。それは会議録検索で”自殺”とでもキーワード検索を掛けていただければすぐわかることですが、今回の勉強会で出た質問なども、本会議での私の議場でのやり取りをしっかりと把握していれば、もう少し突っ込んだ議論ができたはずです。
自殺という極めて重い問題を減らすためには、本気で取り組む気概がなくては不可能です。
自殺者が一人も出ない方が良いなんてことは言うまでもありませんが、行政が頑張ればゼロにできることでもないとも言えるでしょう。だからこそ、ちょっとだけ触れて実効性の高い取り組みを何もしないのであれば、触れない方がマシだとすら、長年当事者支援に向き合い続けてきている身としては思うところなのです。ここは特に強く、憤りすら覚えたところでしたので、6月議会において時間を割く必要があると考えています。
アイキャッチ画像は本日話し合われた計画の内容が詳しく記された冊子と概要版。これにも言うまでもなくコスト、税金が費やされています。
計画をつくるより優先的に取り組むべきことがあるのよ!
最後に、昨年9月の決算議会、本会議の場で私が自殺予防施策について取り上げた際のやり取りを紹介しておきます。
総務文教委員会では先日も会派として当局の皆さまとやり取りさせていただいていた学年担任制の話や、部活動の地域移行の話などと共に、津山市立小中学校の体制整備についての議論などが交わされました。こちらも当然に大切なことばかりでして、慎重な議論が求められる話ではありますが、現実を見据えた際に待ったなしで進めていかねばならない話も含まれると感じている私としては、丁寧に進めていだたくことをお願いした次第です。6月議会の委員会審査でも引き続き話し合って、適切な判断に繋げていきます。
本日はこんなところで。また明日!