未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
何よりも、誰よりも大切で、元気の源だった愛娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)がインフルエンザ脳症でこの世界からいなくなってから…もう8ヶ月が経っています。
意識的に触れてきませんでしたから…当ブログで娘のことに触れるのはとても久しぶりな気がします。8ヶ月どころか何年も書いていないような気がする…それでいて彼女が私の隣で微笑んでくれていたのは、つい昨日のことのように感じられるのが正直なところです。
彼女が亡くなった後…私は空っぽでした。本当は今も空っぽかもしれません。いくら理屈で理解していても受け容れられることと、そうでないことがあるのです。
とても幸いなことに私は今までの人生の中で一度たりとも、死にたいほど思い悩むことはありませんでした。大きな失敗をしたことも、誰かを傷つけたことも、自分自身が傷ついたこともあった…それでもそこまで追い詰められることがなかった私は、非常に恵まれていたと思っています。
だからこそ、甘くなっていたのかもしれません。
自分自身の命よりも間違いなく大切だと断言できる存在を失ってしまった。そんな中で初めて…生きていくことがとても厳しいと感じました。それでも結局、今も何とか虚勢を張り続けて生きています。最も大きな力の源となったのは…失ったはずの娘の存在でした。
いつまでも下を向いているわけにはいかない、皆さまにも心配を掛けてばかりになる。議員としての仕事、責任を果たしていかねばならない、そう思うことができたのはもちろん周囲の皆さまの支えがあってこそですが…生前の娘の言動の記憶と、彼女が残してくれた写真や動画、そして作品などの数々のメッセージが私を奮い立たせ、そして今でも毎日力をくれているからなのです。
私は今でも、くーちゃんを失ってなどいないのです。
Twitterなどでは何度も紹介させていただいておりますが、以前も書いたように…大切な人、大事な存在との写真等はできる限り多く所持しておくことを心の底からオススメします。
どれだけ疲れていても、どんなに嫌なことがあっても、彼女の顔を見れば気持ちが晴れやかになった。そんな彼女と今はもう写真や動画の中でくらいしか会うことができないのです。
娘が亡くなった後、私は眠っても全く夢を見なくなりました。
デイ・ドリーム・ビリーバーという曲があります。聴いたことがある人は多いと思います。
先日、当ブログでも何度も紹介させていただているPORT ART & DESIGN TSUYAMAが先日2周年を迎え…その記念ライブで、くーちゃんの一番好きなミュージシャンが歌ってくれました。
そのミュージシャンとは、昨日のエントリーで告知していたラジオ放送の番組パーソナリティでもあるマキレレさん!




くーちゃんに倣ってレレちゃんと呼んでいますが、彼女が歌ってくれたこの曲を…私は小学生の頃、大好きでした。今でも好きな素晴らしい曲だと思っていますが、悲しい気持ちで聴かねばならない日が来るとは考えていませんでした。
リクエストしたわけでもないのに…私の好きな曲を何で知っているのだと思うレベルに沢山歌ってくれたレレちゃん(オリジナル曲も超良くて、近日新作CD発売!配信中楽曲も多数…詳しくはレレちゃんのインスタで!)は、最後のMCで涙ながらに娘とのエピソードを語ってくれました。
花が大好きだったくーちゃんといつも一緒にいるために、いつも傍で聴いてもらえるように、ライブ等の際には毎回何かしらの花を一輪、目の前に置いて歌っていること。
初めてくーちゃんと会った際に、レレちゃんの膝の上に乗せてもらって彼女はウクレレを教えてもらった(今日のアイキャッチ画像!)のですが…何回もライブをしてきたが、あんなに近くに来て興味深くジーっとずっと見つめて演奏に聴きいるような子はいなかったということ。
初めて会った夜の次の日に、別の場所で開催されたイベント会場に現れたくーちゃんが、前日夜に一回聴いただけの歌を一緒に歌ってくれたこと。
2人が初めて会った次の日…あるイベントにレレちゃんが出演することを知った私は、主催者の方をよく知っていたこともあり、レレちゃんにもくーちゃんにも内緒で再び2人を引き合わせたのです。
あの時の娘の大興奮っぷりは忘れられません。






今夜のラジオでレレちゃん自身もこの時のことについて話してくれました。写真を見れば伝わるであろうと思いますが、くーちゃんはとても嬉しそうで…家に帰る途中の車内でもレレちゃんの歌を口ずさんでいたし、せつない恋の歌の歌詞の意味を尋ねられたりしました。
その夜、また歌を聴かせてねと送ったメッセージ動画が、2人の直接のコミュニケーションとしては最後になってしまいました。
私にとっても宝物の一つである動画ですが…2人の私信、ラブレターとも呼ぶべき内容ですので公開はしません。ただ我が子ながら…本当にめちゃくちゃ可愛いメッセージで、レレちゃんも今でも大切にしてくれているそうです。
毎日の、本当に何でもないような日常こそが幸せだということ。
あたりまえのようになっている繰り返しこそが、実は本当に大切なことなのかもしれない。それを皆さまにも忘れずにいてほしいなと勝手ながら願うところです。

そうした幸せを守り続けていくために…そのために私は政治の分野でやるべきことをやっていきますし、そのための具体的な手段の一つとして…インフルエンザの予防接種を受けていただくことを改めて強くお願いいたします。
インフルエンザワクチンは直接的にインフルエンザ脳症を防ぐことに役立つとは言えませんが、インフルエンザの重篤化や蔓延を防ぐことで、そもそも脳症に至るケースを減らす効果が期待できるものです!
本日の動くひらくでは、そのあたりについても詳しく述べています。昨日のエントリーで紹介した津山市での素敵なイベント…社会実験の前に撮影した動画ですが、今までの動くひらく史上最も、公人としての発信でありながらパーソナルな部分を感じていただける内容ではないかと思います。
ぜひ見てやってください!
長いけどね。
今夜はレレちゃんのラジオ番組に出演させていただき(収録だけど)、くーちゃんの話やインフルエンザ脳症についての話をさせていただきました。
東京の友人などからも「良いラジオだった」というシンプルな中に全てを込めてくれた感想が届いたりして、泣きそうです。…と言うか、せっかく上の動画撮影時には涙を我慢したのに、ラジオを最後まで聴いて結局ちょっくら泣いてしまいました。
それでも今夜は良い夜でした。

ミシュランにも載ったあの店のパスタとワインを、こんな風に楽しめるなんて…。
昨日告知した通り、津山市の旧国際ホテル跡地を活用しての企画に参加したわけですが…寒い中、関係各位が頑張ってくださったことで…公共スペースが非常に素敵な空間に生まれ変わっていました。もちろん驚きもありましたが何より、嬉しかったというのが率直な感想です。
これが津山で出来ている!
そんな印象です。この件についてはまた改めて紹介しますが何しろ…寒くなってくるとインフルエンザが流行します。毎年のように流行していることは皆さまご存知の通りで、コロナ禍であっても関係なく流行するかもしれません。
だからこそ、インフルエンザの予防接種を受けていただきたいのです!
大事なことは繰り返し言うべきです。この世界から理不尽を一件でも減らすために、そのために政治がなすべきことを、今は議員の立場も使わせていただきながら…あらゆる角度から、これからも全身全霊を傾けてやってまいります!
どんなに厳しい状況下であっても、できることは必ずあります!


あたしゃ頑張りますよ!
私たち政治に携わる者はどんなに悲しいことがあっても、どんな困難にぶつかっても、どんなに厳しい状況下にあっても、そこから何かを学び取り、そして未来に生かしていかなくてはなりません。それこそが責任であり議会の場に立つ者の仕事であり職務であると、私はくーちゃんがいなくなった直後の3月議会の一般質問の最後に述べました。
どれだけ厳しい状況、悲しい状況、追い詰められた状況になっても…世界のどこかに、自分自身よりも大変な状況にいる人がきっといる。これは真実です。残念ながら世界には、想像もできないような理不尽が実際に存在する。ただそう考えられて…そこに思いを至らせることができる人は大丈夫。
でも本当に大変な状況にいる人には、そんな余裕はきっとない。
だからこそ、そういう状況にある人を政治は支えていかなければならないし…社会は守っていかねばなりません。これが私の考える思いやり。そのためになる仕事をしていきます!
ところで津山市の今夜の社会実験では良い映画を観させていただきました。
この作品を観られて良かった。
自信を持ってオススメできるもの以外はオススメしない私が、彼女の歌を聴いていただきたいなと言い切っちゃいます。
くーちゃんと一緒に私も聴きにいきます。
更新が遅くなったけど、久しぶりにくーちゃんと向き合って色々と話ができた気もします。もう少し話してから眠ろうかな。
レレちゃん以外にもくーちゃんのことをとても愛してくださり、応援してくれた…応援してくれている人がいることはわかっています。感謝しています。今後も世界をより良くするため…お力添えいただけると幸いです。
有難うございました…おやすみなさい!

ということで、今回のエントリーは少々しんみりしてしまう内容になってしまったので…最後には私の十八番、黒歴史をみずから晒していくスタイルを使うことで、皆さまに笑顔になっていただきます。
ぜ、絶対にタップorクリックしちゃダメなんだからな!
本日はこんなところで。また明日!