未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
今日はかなりのハードスケジュールで、津山市を出ることはなかったものの…学校、会社、お寺、ギャラリー、事務所、個人宅、飲食店…リアルに市内を西へ東へ飛び回る一日になりました。そう言えば市役所に行かなかったけど、メインイベントを共有しておきます。
またしても津山市立勝北中学校を訪問。
先だって我が会派ツヤマノチカラの安東議員と共に同中学校を訪問したエントリーを書いたばかりですが、本日は津山市立鶴山小学校(我が母校やで!)とともに来年度まで津山市内のモデル校として導入されている「学習eポータル」の使用を本格的にスタートさせるということで…今回は田口議員を加えたツヤマノチカラの3人が揃って訪問し、実際の様子を見学させていただいてきました。

一年生の教室。文部科学省が開発したCBT(Computer Based Testing)システム「MEXCBT(メクビット)」を使ったテストに、今まさに取り組もうとしている直前の様子。ちなみに昨日は従来通りの紙ベースの実力テストがあったばかりだとか…。頑張っているなぁ!

こちらも一年生の教室。実は一人一台配布されている端末にはCBT以外にも様々なサービスを受けられる機能が詰まっています。セキュリティの担保は非常に重要ですが、サービス毎に毎回ログインをするのは児童生徒だけでなく指導する先生にとっても負担が高いため、シングルサインオンの仕組みを利用して、覚えておかなくてはいけないパスワードを最小限にしています。

二年生の教室。二年生は一年生に比べて、端末の扱いに慣れている子がやはり多かった印象です。今回は一・二年生とも1時限目に端末の操作説明などを予め受けて準備をし、2時限目に国語の試験、3時限目に数学の試験という流れでした。約90名の生徒が同じ時間帯に端末を起動、インターネットに接続してテストを受けるという試みです。

将来的には実際にこの形でテストを行うこと(令和6年度から全国学力・学習状況調査はCBTを順次導入していくことは文科部科学省から提示済)を想定すると、幾つも気になるポイントはありましたが…見ている限り、特段に大きなトラブルはありませんでした。若干反応が遅い場合も見受けられたものの、多くの端末を一度に接続することによる回線状況の心配も、とりあえずはクリアできていた印象。

ただ数学の問題などを解く際には計算用紙が紙ベースで必要になってくるのは現状では仕方ないですね。端末自体の大きさの問題(要するに小さ過ぎて不便なのではと会派の3人ともが同じように感じた)なども、見ている側としては気になった点でしたが…タッチペンの導入などで、とりあえずの対応をしていく方向なのかな。端末更新時などには、そのあたりの子どもたちからの声を反映させていただきたいと願います。
勝北中学校の現場の先生方はもちろん、教育委員会の面々…そして今回は、津山市と連携協定を結んでいるNTTの方々も参加しておられました。
接続時の回線データ等も取っていると思われますので、改めてその辺りの結果を伺いたいところ。
そして、最も大切なのは生徒の皆さまの感想等です。
こうした取り組みで大切なのはトライアンドエラーです。取り組みながら改善していくアジャイル思考、守破離思考で…不断の取り組みとして、より良くしていくために課題に向き合っていく姿勢を忘れてはならないと考えています。
それこそが教育で、政治も同じではないでしょうか。

誰のための取り組みなのか、何のためにやっているのか…見失わずいたいものです。
本日はこんなところで。また明日!