未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
私は教育施策について、津山市議会で最も頻繁に質問する議員だと自覚しています。質問だけでなく提案・提言をさせていただくことも多いことは当ブログ読者の皆さまなら存じてくださっていることでしょうが、その際に、他自治体の取り組みなどを引用することがあります。
その中で、最も頻繁に触れさせていただくのが熊本市教育委員会の取り組み。

特に遠藤洋路教育長には私淑していると言って良いレベルで勉強させていただいてきているところです。校則・生徒指導のあり方の見直しについて、以前にも熊本市教育委員会の取り組みを会派ツヤマノチカラとしての視察で学んだことなどもありました。
今回は子どもの事故予防地方議員連盟のメンバーでの視察!
アイキャッチ画像は懇親会での一コマ。茶目っ気たっぷりに拓ポーズをとってくださっている遠藤教育長、そして議連の幹事長を務めてくれている町田市議会の矢口まゆ議員と一緒に。懇親会でもメチャクチャ参考になるお話を伺えましたし、個人的な質問攻めなどにも快くご対応いただきました。お疲れのところ、お付き合いくださった教育長には感謝しかありません。
熊本市役所の議会棟での研修も参考になるものでした。熊本市議会の前議長、田中敦朗議員のお骨折りで、議会事務局を通さずにこんな規模の勉強会を開催してくださいました。総合プロデュース的な立場で司会進行も担当してくれた議連の小中学校等・学童対策室長である渋谷区議会の神薗まちこ議員をはじめ、段取ってくださった皆さまに心から感謝です。イナカマチから金の靴を履いて馳せ参じた甲斐がある非常に充実した内容でした。

この立派な議場も、熊本地震の際には大変な状況だったことを先日の全国地方議会サミットで大西市長がお話してくださいました。
熊本地震の発災当時や今の状況とこれからの話、学校等での危機管理マニュアルなどについての話、実際に当事者となった経験・教訓を生かしての防災教育や防災管理の現状、熊本市の特徴的な取り組みなどについて…とても詳しくご説明いただきました。議連のメンバーからも多くの質問が出ました。
私自身も、津山市の状況なども盛り込みながら、学校安全計画や危機管理マニュアルの公開状況、共有の姿勢などについての具体的な質問をさせていただきました。
これは以前津山市議会において質問させていただいた内容に関連するもので…改めて熊本市と津山市との圧倒的な姿勢の違いを痛感しました。2年前に質問している内容ですが、再度確認する必要があると感じています。
その後は、遠藤教育長の講話。
お話が始まってすぐに泣いてしまいそうになったくらい…抽象的なフワッとした言い方にはなりますが、優しさに満ち溢れた内容だったなと感じています。
興味深い自作のスライドを用意してくださり、ときにユーモラスに、しかし真摯に、45分にわたり教育施策全般にかかるお話を聞かせてくださいました。その後の質疑応答タイムは皆、尋ねてみたいことなどがあり過ぎて…長くとっていたはずの45分があっという間に終わり、時間オーバーしてしまいましたが…最初から他に随行者なくお一人で、政令指定都市の教育長という特別職にある方が真正面からざっくばらんに、全国から集った議員という面倒くさい人種に向き合ってくださるスタンスからして、やっぱり凄いなと感じざるを得ない神対応でした。
どんな質問に対してもまず”わかりました”と言われてから答え始めてくださったことが印象的で、それほど深い意味はなかったのかもしれませんが…相手を否定しないよという気持ちの現れなのかなとも思ったところです。





アイキャッチ画像のように教育長には懇親会にまでお付き合いいただき…現在墨田区議会で議長を務められている議連の佐藤あつし会長と共に、ちゃっかり私が隣の席に座らせていただきました。会議室では尋ねられなかったことについてお尋ねしたところ、熱い話を聞かせていただくなど…楽しくも有意義な時間を共有していただき感謝です。


熊本県菊池市議会の田中のりゆき議員とは、まさかの繋がりがあることも発覚!
昨日の古賀市訪問に続き…極めて有意義かつ楽しい視察になりました。
関係各位、有難うございました!
本日はこんなところで。また明日!