未来拓く、みうらひらくです。
桜と言ったらケツメイシ、みうらひらくです。
それぞれ、思い出の曲って異なりますよね…あなたの桜ソングは何でしょう?幻の桜ソングが聴けるエントリーは下記リンクからどうぞ!
例年より非常に早く桜の開花が進んでいることが各地で話題になっています。服装次第では暑さすら感じる今日この頃…お花見の段取りを進めている方も多いことでしょう。
花を愛でるという気持ちは多くの人に共通するもので…それはそれこそ、教えなくても自然に湧き出てくる本能的感情なのかなと考えたりしています。
観光に携わる仕事をしていると…外国人や様々な年齢層の方々と触れ合い、ニーズを直接感じられる機会は少なくありません。春にはやはり、カメラを携えて美しい花々を見られるスポットを訪れたいと考える方が多いのは間違いないと感じています。
しかし。
もはやシーズン毎に繰り返し言い続けているお馴染みの内容になりますが…自然頼み過ぎるやり方は結局、運任せ同様です。
今年はダメだったなぁ…って毎年言う前に、やるべきことがあるのではないかと思うのです。実際に観光イベントのプランニング等に携わることもある身から言うと…多くのイベントの下準備は非常に繁雑で、手を取られます。何のためにやっているのか目的がぼやけてきているのに、やめるにやめられなくなり惰性で続けている…そんな苦しい企画が、どこの自治体にも少なからずあるのではないでしょうか?
大々的な企画を開催するためには、どうしても前もって日程を決めておかねばなりません。
企画が大きくなればなるほど、事前準備に時間が必要だからという理由です。調整の必要がある問題が次々と噴出し、膨大な量になるからです。
しかし、自然は調整できません。
気合を入れて桜イベントを開催しますと言ってみても…開花状況はその時期にならないとわからないものです。それは紅葉などにも共通することですが、時期を固定しての開催には大きなリスクが伴います。この期間に出来ることをやるしかない。現場では、そういう声をよく聞きます。理屈は通っているかのように聞こえる。
でも、本当にそうでしょうか?
少しズレている気がしてなりません。誰のための理屈でしょうか。円滑にイベントを運営すべきなのは当然です。安心・安全の確保など、絶対に外せない下準備のためにも時間は確かに必要ですね。
それでも本来…花見って花が咲いている時期にするものでしょ?紅葉は紅葉が良い時期に愛でてこそ、感動するものでは?エア花見やエア紅葉といった選択肢で構わないなら、もちろん否定する気などありません。楽しみ方は人それぞれ異なるものです。
主催者には何が求められていて、何に応えるべきなのか?臨機応変に時期をヅラズラして、そこで出来ること精一杯やるってスタイルにシフトしても良いんじゃない?
その方が実は、皆が幸せになるんじゃないのか?
多くの自治体の季節イベントにはコスト(金銭はもちろん…主に人的コスト)が費やされ過ぎていると感じている、私からの抜本的改善案は以上です。
本日はこんなところで。また明日!