未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
何をやっているのかわからないような議会、何をしているのかわからないような議員など不要。
そう訴えて当選させていただきました。
議会って実際どんな感じで進むの?
4月の選挙で初当選させていただいた津山市議会の最年少議員である41歳のところへ、興味を持ってくださった皆さまからそんな趣旨の質問が届くこともしばしば。
6月議会は是非傍聴に来てくださいと言わせていただいておりますが、平日日中には来られない人も多い。
”いだてん議員”として皆さまの元へ飛んでいきますよというキャラ(?)も用意しておりまして…ようやく幾つかお呼びが掛かったところです。
このところノマド議員とか地下議員とかコンビニ議員とか薄毛議員とか…新たな呼び名が次々と誕生しており、段々と楽しくなってきました。
議会の透明性を高めていくことは私が訴えていたことそのものであり、津山の政治をより良い方向に発展させるため必要なことです。
先だって5月14日、津山市議会では臨時会が召集され…私としては初めての本格的な議会での1日となりました。
リクエストにお応えして、議長副議長はじめ各議員の所属委員会等が決定したこの日の様子をちょっとだけご紹介いたしましょう。
まず、朝10時に津山市執行部の皆さんと市議会議員全員が全員協議会室に集まりました。
重要な会議の15分前に登庁していない場合、電話連絡が来るとの旨を伺っていたにもかかわらず…思いっきりジャスト15分前に議会事務局に「おはようございま〜す!」と伺ったもので…職員さんからは「ちょうど今電話していたところでした!」と言われました。
こりゃやっちまった、皆さん既にお揃いか…と思いながら、全員協議会室に行ってみると、津山市執行部の皆さまはお出迎えのごとく勢揃いしてくださっていたにもかかわらず…何と全員協議会室には議員の姿は一人もなし。
メディアの関係者や事務局の方々とお話して状況を伺ったところ、議長選挙のための最後の(?)詰めが行われているとか何とかって理由で…ことによると全員協議会が開けないかもしれないとの話でした。それぞれの会派控え室を締め切って誰も出てこないとのこと。
結果として、皆さんがぞろぞろと集まり…10時に全員協議会はスタートしました。
しかし、津山市執行部の皆さん(本会議に出席する方々)の自己紹介的挨拶が終わった後、10時14分にはなぜか中断。
再びそれぞれの部屋に戻って(私は一人ぼっちの市民サロンへ…)、交渉だの作戦会議だの(?)議長選挙・副議長選挙を巡る水面下での綱引きが行われていた…ようです、多分ね。
10時35分には楽しみにしていた弁当が到着…早過ぎ!
当初は11時には会議を再開するって話でしたが…10時59分に再開時間は追って連絡いたしますという館内放送が入り、結局そのままお昼に突入でした。
孤独にお弁当を食べていたので皆さんの様子はわかりませんが、淋しく過ごすということはありませんでした。
次から次へと来客や電話が続いたもので。
どうしたところで、私自身も28票の内の1票を持つ人間です。選挙に参加する当事者として…蚊帳の外にいるようでも巻き込まれることは間違いなかったわけです。
13時になって全員協議会が再開された後、議長選挙立候補者3名の簡単な決意表明や津山市執行部からの報告を経て、本会議へ。議場へ移動し、市民憲章斉唱や市長挨拶の後、いよいよ…というか、ようやく議長選挙の投票となりました。
議場を閉鎖(内部より施錠)して行われた選挙の結果は以前にも書いた通りです。
すぐ傍で議員から選ばれた3名の開票立会人が見守る中…手作業により厳正な開票がなされ、13時半を回ったのちに議長が決定しました。
で、13時40分にはまた休憩。
14時には全員協議会室で副議長候補3名の決意表明、14時15分にまた議場へと移動して本会議で副議長選挙、そして14時半からはまたまた休憩。
とにかく休憩が多い…何じゃこれレベルで休憩が多かったです。
始まって即休憩なんてこともありました。
その間に調整という名の諸々の駆け引きがなされたりするようですが、無会派の私は実際のところ議長・副議長選挙が終われば用無し。所属委員会等でも希望が通りにくくなるのは先だっても触れました。
この後も休憩を挟みまくりながら延々と、大事なことをやっているはずなのに生産性が乏しいと思われる会議タイム…気づけば夜。
ほぼ一日中…12時間超を議会で過ごすことになったわけですが、様々な意味でコストパフォーマンスが良いとは思えない進め方を随所で感じました。
地方自治法をはじめ諸々の制限があることも理解しておりますが、条例などでこうした状況を改善していくための施策を進めていくことは、政治の質の向上のためにも必要ではないでしょうか。
議員提案条例などを出していくことも理論上可能なわけですから、引き続き選択肢の幅を広げていくため…やっていきまっせ!
本日はこんなところで。また明日!