テクノロジー活用し課題解決する子どもたち。大人は何をすべき?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今日は娘よりも小さいけど想像を超えて頑張っている子どもたちから、両親よりも年長で体はかなり衰えているけども頭は柔軟で聡明そのものような方まで…幅広い年齢層の方々と沢山話した一日になりました。

午前中のほとんどはこの素敵な発表会に費やしました。

希望を感じられる素晴らしい会で、感動的でした。

具体的に紹介したい内容もありますが…そう言えば直接許可をもらうのを忘れていました。発表を聞きながら涙が出そうになるほどの素晴らしいプレゼンを披露してくれた、皆の中でも個人的に最高だった作品について…本人と相談させてもらって、機会があれば触れさせていただこうと思います。

未承諾なのにスライドをアイキャッチ画像に使わせてもらうという暴挙に出たから…ダメ出しされたら差し替えねば。

子どもたちの成長を感じられるこの種の発表会というのは、例えば当該児童の親であったなら…ほとんど無条件に嬉しく、感動的なものに感じるケースが多いことだと思います。ただ実際の世界には児童虐待をはじめとした子どもたちへの沢山の理不尽があり、世の中が綺麗事や理想だけで回っていっているわけではないことは、多くの大人はとっくに気が付いている事実です。

目を背けてはなりません。

それでも人間、誰しも目を背けたくなるような現実に向き合わねばならない時間が生きているうちに、とても厳しく残念なことですが…絶対に起こり得ます。今までただの一度も思う通りにいかないことがなかった人など存在しないはず。

そんなとき、人は少しは目を背けたって良いし、目を瞑ったって良い。

それは様々な面で生きづらさに向き合っている人たちを支援するシーンなど、つらい立場にいる方々に向けてよく言われる表現です。

しかし。

小さな胸のうちに抱えていくにはとても苦しかったであろう思いと向き合うだけでなく、自分自身だけでなく同じように苦しむ人たち…子どもたちのみならず大人たちに向けてまで、圧倒的な優しさとともに知識と技術とに裏打ちされた自分自身が生み出した課題解決手段を示すことで、克服していこうとする姿勢を示してくれた子がいました。

目を背けるどころか、自分自身の力で理不尽と戦い、勝利するどころか課題解決のための選択肢をテクノロジーを使って自身で生み出す。

例えばOriHimeを生み出したオリィ研究所の吉藤健太朗さんのような…圧倒的なカタルシスを共有させてくれる未来さえ見えるような、そんな若い力に触れることができたのです。

そこには優しさだけでなく、真の強さがありました。

自分自身の手で自分自身が作りたいものを作って発表する子どもたちの姿は、何ならほとんどの子たちと初対面な私にとっても、それでもひどく感動的に映りました。20名近くの発表した子どもたちが男の子ばかりだったことは少々驚きでしたが。

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昨日も少し政治の持つ可能性について触れましたが、可能性の塊である子どもたちの未来を守っていくことが私たち大人にとっていかに重要な責務であることか…改めて実感できた日になりました。良い時間を共有させてくださった皆さまに感謝です。

こういう子どもたちの姿を見ていれば、一律にネットやスマホの使用を制限しようと考えることがいかに馬鹿げているのかはあまりにも明らか。

コロナ禍の中での開催ということで、当然に感染症対策はバッチリ考慮されていましたが…保護者以外の参加は少なかったようでしたし、取材の類も来ていなかったように見受けられたし、学校関係者なども来ていなかったのではないかな。こういうシーンこそ、教育委員会など関係者は見るべきだと強く感じました。

デジタル技術に向き合って自分自身の欲求に従うだけではなく、世界をより良く変えていくために努力している子どもたちの前で…本気で胸を張って今現在の教育行政のアプローチが間違っていないと言い切れるのであれば、それはもう、教育者としてどうなのかなと思うのが個人的な所感です。

彼らに実際、肩身の狭い思いをさせているのですから。

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だからこそ先日来強く主張し続けてきている津山市教育委員会の現在の施策の方向性は正していただかなくてはなりません。今日も保護者の方からもそういう声をいただきましたし…引き続き取り組んでいきます。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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