児童虐待を減らそう!そしてなくそう!津山市の神対応に拍手喝采!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて、今日は先日のエントリーの最後で少しだけ触れていた…二つのとても嬉しいことについて…その内の一つを発表させていただこうと思います!

可能性は無限大!できることは必ずある。心が弱いからこそ思うこと。

2021-10-29

木々の紅葉も進んできて、世間は確実に秋の真っ只中という雰囲気になっていますが…私が色づくもみじよりも今日まず第一に触れておきたいのは…これまた先だってのエントリーで書いたように、今月が児童虐待防止推進月間であるということです。

11月は児童虐待防止推進月間。その勇気が子どもの命を救うかも。

2021-10-26

オレンジリボン運動という…オレンジ色をテーマカラーにした子どもの虐待防止を訴える啓発活動が全国各地で進められているところで、ご存知の方も少なくないのではないでしょうか。

今回…津山市が初めての試みにトライしてくださったのです!


それが期間限定のライトアップ大作戦!

昨日、11月1日から一週間…11月7日までの期間限定の試みではあるのですが…津山市の子育て施策全般や新型コロナ対応をはじめとした医療関係業務、心の健康も含めた健康づくり全般や療育など、非常に重要な行政サービスの幅広い業務を担ってくださっているこども保健部が入る、津山すこやか・こどもセンターと、津山のシンボルとも言える象徴でありランドマーク…鶴山公園・津山城跡の石垣をオレンジにライトアップしてくれているのです!

これは10月19日に開催された厚生委員会の決算議会の中で述べた私のお願いを受け、担当課の皆さまがやる気を出してくださった結果として超絶迅速に成し遂げられたことで…小さなことに思われるかもしれませんが、今までに前例のない新たな試みにトライすることが極めて高いハードルであることを日々実感している私からしてみれば、メチャクチャ素晴らしい神対応であり感謝感激…感服するしかないといったところです。アイキャッチ画像をしっかりご確認いただければ…左の端に小さく、ライトアップされている石垣が確認できるはずです。場所によっては両方を同時に確認することもできるのです!

ただもちろん、市の施設や石垣をライトアップしたところで児童虐待の何が変わるのかという声もあるでしょう。

ただ、そんな人にこそ知って欲しい。

児童虐待の現状を。

本当に、実際に苦しんでいる子どもたちがいることを…津山市にもいることを、あなたは知っていますか?

これはあくまでも最初の一歩…知っていただくため、興味・関心を持っていただく…そのためのキッカケとなればという試みです。


「あれ?オレンジ色にライトアップされている…何でだろう?」

そう思っていただくための挑戦なのです。

本当に大切な目的はもちろんこの先にあります。そんなことは当然ながら日々極めてセンシティブな…取り扱いに注意を要する(間違いがあってはいけない、けれども場合によっては生命に危険が及ぶことすら想定される、非常に難しいテーマなので)児童虐待という問題に向き合ってくださっている担当課の皆さまはもちろんのこと…私自身も百も承知です。

だからこそ、まずは知っていただくことが第一歩であり…精いっぱい頑張っているけれども実際に少なくない虐待が確かに発生している現状は決して十分な対応ができているものだは言いきれないと認めてくださっているからこそ…このままではいけない、一人でも多くの人に児童虐待についての現実を知っていただき、一人でも悲しい思いをする子どもたちを少なくしていくためにこそ…強い思いを持って新たな試みにトライしてくださったのだと、確信しています。

忙し過ぎて、鶴山公園の石垣の写真まで撮影に行く時間はとれませんでしたが…この素晴らしい対応は本当に有難い!

子ども虐待防止策イベントin東京。虐待サバイバーの話を聞け!

2020-12-12

私自身、遠方での企画に無理やり参加させていただくなど…児童虐待防止には強い思いを持って取り組んできています。詳しくは上記エントリーをお読みいただきたいところですが…幼い頃から当事者としてこの問題に否応もなく向き合い続けて来ざるを得なかった方々を、何人も知っています。現在進行形の相談を受けることもあり、実は様々な企画なども考えて動いていましたが思うように進められず、自分自身の無力さと津山市の現状に情けない気持ちを感じたこともありました。

しかし今回、担当課の皆さまの頼もしいまでの本気度、やる気を感じているところです!

広報津山においても特集記事として1ページ割いてくださっているのは先日のエントリーでも紹介した通りですが…全国的に増加傾向にある児童虐待防止、189の一層の周知を図るために、ライトアップ以外にも様々な取り組みを行ってくださっています。

すこやか・こどもセンター(11月1日〜30日)、市役所1F市民ロビー(11月1日〜12日)、津山市立図書館(11月15日〜29日)に啓発コーナーを設置

市役所1F市民ロビーでの啓発活動には美作大学の社会福祉学科の皆さまも共に参加してくださり、1日の昼には美作大学公式キャラクターのミマッパちゃんも来てくれて…子どもたちに大人気だったとか。どうしても外せない用件があり伺えませんでしたが、ひらくマと共演して欲しかったぜ!

公用車への啓発ポスターの貼付

すこやか・こどもセンターの公用車(8台)に「児童相談所全国共通ダイヤル189(いちはやく、と覚えてください!)」の周知ポスターを貼付します。

オレンジリボン・バッジの着用

すこやか・こどもセンター職員の皆さまらが名札に、児童虐待防止のシンボルであるオレンジリボン及びバッジを着用します。

FMつやまでの啓発

コミュニティFMラジオ、FMつやまの行政放送を活用した広報を行います。

関連事業

NPO法人 未来へ の主催による岡山県内の児童養護施設の子どもたちによる絵画展(11月29日〜12月3日)が開催されます。

盛り沢山でしょ!

無論…これらの取り組みは、最後に紹介した絵画展以外は取り組み自体が目的ではないはずですので、バンザイと喜ぶのは時期尚早ですが…まずは大きな一歩です。

私自身も引き続き、この問題には力を入れて向き合っていきます。どうか本エントリーをお読みいただいた皆さまも、他人事と思わず事実に向き合っていただきたいと願います。

実の親をはじめとして…世間一般的には自分自身を守ってくれる存在であるはずの身近な大人たちに虐げられている子どもたちが、世界中にいるのです。子どもたちの命を危険にさらす大人すら、もしかしたらあなたの隣にもいるかもしれません。

改めて考えていただくキッカケになれば幸いです!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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