未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
昨年初めて実施していただき、当事者の皆さまからも「小さな一歩だけど確かな一歩だと思う。」と言っていただけていたLGBTパネル展が津山市役所一階の市民ホールにて本日13日からスタートいたしました。
令和4年1月13日(木)から1月26日(水)津山市役所1階市民ホール
令和4年2月9日(水)から2月28日(月)津山市立図書館(アルネ・津山4階)
これはすべての人の人権が尊重され、互いを認め合い、ありのままの自分で安心して暮らしていける社会を実現するために、性の多様性に関する正しい知識を持ち、性的マイノリティの方への正しい理解が進み、偏見や差別が解消されるよう、LGBTについて紹介するものです。
昨年初めて実施していただいた企画で…始まった後にリクエストさせていただいた大阪市淀川区役所の市民協働課さん作製の大変わかりやすい資料を加えてくださるなど、臨機応変により良いものにするために展示内容を途中からさらにパワーアップさせていくという前向きで素晴らしい試みとしてくださった担当課の皆さまの熱意には心を打たれました。
淀川区のご担当の方には以前からお世話になっており、資料提供に関して…大阪市民の税金でつくったものではあるが、LGBT支援は淀川区や大阪市だけの話ではないので、喜んで全面的に協力させていただきますと言っていただいていました。プライドを持って仕事をしておられることが伝わり、そしてまた担当者としてハッキリとそう言い切れる歯切れの良さも非常に好印象で…ご厚意を無駄にするわけにはいかないという思いもあり、かつて教育委員会に対し、啓発資料として使っていただきたいとお願いをしたこともありました。

津山市議会令和元年12月定例会会議録より抜粋。
教育長からは資料の一つとして紹介させていただきたいとの答弁をいただいたものの、学校や園の現場で実際に使われているとの話は残念ながら届いておりません。教育現場にこそ、こうした理解を深めるための活動が必要で、そして極めて重要だと考えますが…コロナ禍ということもあり実施できていないという話を聞いています。
コロナ禍を言い訳にしてはいけません。
ちなみに、今回はネットから回答可能なアンケート調査も実施しています。
「LGBT」に関するアンケート ~みなさまの声をお聞かせください~
こちらは、昨年のパネル展で実施してくださったアンケート調査は現地での紙ベースでの回答しか選択肢がなかったことについて議会で苦言を呈した結果、今回より早速に改善してくださったものです。

個人情報が収集されることはありません。
ぜひ、率直な声を届けていただければと思います。
少しずつであっても言い続けること、取り組み続けることで状況を改善させていくことは可能なのです。ときには苛立ったり、あきらめてしまいたくなることもあるかと思いますが…継続は力なり、積み重ねていくことが肝要です。

14日は議会活性化調査特別委員会や議員会議もあって忙しくなりそう。
本日はこんなところで。また明日!