JOT、日本臓器移植ネットワークを再訪。議員として父として、人間として、やっていきたいこと。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

東京の中でも個人的に思い入れのあるまちが幾つかあって…今でも絶対と言って良いほど上京の度に訪れる新宿とか、長い間住んでいた中野とか、つい先日も訪れた渋谷とか…まぁ挙げれば結構出てくるわけですが、その中でも意外に(?)上位にランクインされるのが田町という、東京23区の中でもセレブ感が漂う港区のまち。

まぁ、田町の皆さまには非常に申し訳ないですけど…世間一般的な港区のイメージとしては微妙というか、そういう要素は少な目な気がしなくもないことについては、圧倒的なイナカマチに住む、生粋のイナカモノ議員が何を言うという話ではあるので…小さな声で触れるにと留めておきますがとにかく、田町は芝浦サイドも三田サイドも歩くだけでも懐かしくて楽しくて、大好きなまちの一つなのです。かつて数年間ここで働いていた時期があるという青春の思い出が詰まっているからに他なりませんが。

これも昨日書いた記事と同じ、4日の出来事の一つではあるのですが…その田町を訪れました。JOT、日本臓器移植ネットワークを訪問するためです。JOTは当ブログにおいても何度も取り上げてきましたが、臓器移植の仲介をされる日本で唯一の公式な臓器あっせん機関。ここの仕事に関しては思うところが多々ありますので、今回の訪問でも色々と言わせていただいたりもしていますが…それでも非常に重要な職務に向き合ってくださっていることには変わりありません。

当ブログを長く読んでくださっている読者の方ばかりでないことも想定されますので、私がこうしたテーマに強い関心を持つようになった直接のキッカケ、愛娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)が急に、私たち家族より先にこの世界からいなくなってしまったのち…臓器提供に至った経緯やその後の活動について、少し貼り付けておきます。

昨年の私の誕生日、くーちゃんが亡くなった際に臓器提供したことを公表しました。

臓器移植の現場に一石を投じる独白。44歳の誕生日に亡き娘の偉業を発表。

2022-05-18

その後も様々な形や場面で発信してきています。ABEMA Primeに出演させていただいた際の動画は1年間で150万回ほど視聴されています。是非ご覧いただきたい内容です。出演時の内容をまとめてくださった記事も、とてもわかりやすく簡潔ながらも要点を押さえて書いてくださっていますので、お目通しいただけますと幸いです。

「僕の娘は、もう悩むことすらできない。考え続けるのが使命だと思っている」急逝した5歳の娘の臓器移植を決断、今も苦悩する市議会議員

学会に登壇させていただいたこともありましたし、無許可での臓器あっせん(臓器売買)が問題になった際にも発信してみたり、雑誌に掲載されたこともありました。リアルタイムでも取材連絡などを頂戴しているところですし…事実として、くーちゃんのおかげで助かった救われたという声は、今でも多方面から届いているのです。

学会と聞くと創価学会が頭に浮かぶ私が、日本救急医学会中四国地方会に登壇。

2022-05-20

臓器売買は許されないが、臓器提供や臓器移植そのものの価値が貶められるべきではないって話。

2022-08-09

くーちゃんポーズ全国デビュー!感謝の気持ちとAERAの記事インターネット配信開始のお知らせ。

2023-02-13

臓器提供、移植医療の啓発は、実はあらゆる人に関係があります。

つまり0歳の赤ちゃんでもお年寄りでも、臓器の提供者にも移植を受ける人にもなり得るということ。誰もがいつ、当事者になるかわからない身近なテーマだからこそ、運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードなどといった身近で重要な本人確認書類に、臓器提供の意思表示欄が設けられているわけです。

にもかかわらず、全く啓発が進んでいない。

全くと言うのは言い過ぎだ、と各方面からお叱りも受けそうですし…少なくとも、新型コロナも落ち着いたここしばらくは状況改善が図られており、数字にも表れているようです。

なので、言い直しておきます。

にもかかわらず、全く啓発が進んでいない。

これは事実です。移植医療の普及啓発は、医療環境の整備などと併せて継続的に行なっていかねばならない課題であり…そこに当事者として私のような人間が関わっていくことで、効果・成果が上がると期待できるのであれば、是非とも積極的に協働させていただきたいというお願いを、改めてさせていただきました。妄想も含めて、具体案を話し合ってきたのが今回の訪問でした。まぁ、時間がなかったので超駆け足でしたけども!

そう言えば、こんなシールがあるそうです。

啓発グッズの一つとして用意されているようでしたが、私ですら知りませんで…今回の訪問時たまたま、貼ってある車両を目撃してその存在を知りました。確認させていただいたところ、頒布しているとは言えない状況に感じられましたので…少しでも状況改善に繋げていくための理解促進のキッカケとなるツールだと感じたので、現在仕入れの段取りを進めております。

車に貼ってくれるって方はご連絡ください!

ちなみに。グリーンリボンバッジは私の事務所に来てくだされば、他の啓発グッズなどと共にお渡しすることも可能ですが…何度もリトライ可能なのに無料で受けられる検定に合格すればもらえちゃうよ!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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