未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
今まで津山市議会において、繰り返し取り上げ続けてきた校則問題。当ブログでも何度も書いてきた通りです。津山市議会の会議録検索で校則というキーワードを入力して会議録検索を掛けてみました(津山市議会の本会議での過去の発言内容は、インターネット環境さえあれば会議録検索のシステムを使って、どなた様でも平成6年まで遡って検索することが可能)。
令和4年6月定例会のデータはまだ反映されていませんが、私は令和2年(2020年)で4回、令和3年(2021年)で11回、令和4年で3回、それぞれ校則について質問してきています。はるか昔のデータも確認しましたが…私以外には、校則内容の問題点について深く追及した議員はいません。
3年半近く前に私は議員にならせていただいたわけですが、過去の13回の定例会のうち5回で校則についての質問をしてきています。それぞれ校則についての質問をしている部分から始まるように設定してありますので津山市の質問当時の状況、そして津山市教育委員会の対応などについてご確認ください。
先月の会派視察においても、この分野の先進自治体として著名な熊本市の教育委員会の取り組みを勉強させてきていただいたところです。
あまりにも時代錯誤なルールが現存していることなどへの皮肉も込めてでしょうか…昨今はブラック校則などいう表現を見聞きしたことがある方も少なくないのではないでしょうか。津山市においても時代にそぐわない内容が確実に残っていて、現場の生徒…つまり子どもたち自身からも、納得できないとか理解できないとかそういう感想が漏れ聞こえてくる校則問題は、自己肯定感の醸成やいじめ問題を減らしていく観点からも、見過ごせない喫緊の課題なのです。
ようやく文部科学省が動きました。
小中学校の生徒指導に関する手引書「生徒指導提要」というものがあります。その改訂内容に校則を学校のホームページなどで公開することが適切であること、性的マイノリティーへの理解などが盛り込まれた点などは極めて大きな一歩だと感じています。
これで津山市教育委員会も重い腰を上げざるを得ないでしょうが、こうした国レベルの大きな動きが出てこない限りは事実上、現場の声を無視しておいて…誰一人取り残さない、個別の教育的ニーズに応えていくなどと主張し続ける姿勢には無理がありますし、情けない話。
口先だけではなく、できる限り一人ひとりと向き合っていただきたいです。
校則に限らずですが多くのルールには不断の見直しが必要であると考えています。
終わりなき戦いですな!
本日はこんなところで。また明日!