朱に交われば赤くなる?公金の使途への意識は強く持っているつもりだった者が議員バッジをつけた途端に?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

昨日、一昨日は久しぶりに、周囲を斬りまくらんばかりのエントリーを書きました。

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ただ本日の標題は言うまでもなく私自身のことで…議員にならせていただく前はもちろんのこと、実際に議会に立たせていただくようになってからも、誰よりも透明性の確保や効果的・効率的な公金の使い道についての意識は強く持ってきたつもりではあります。

そんな私ですが、この視点は正直ありませんでした…。

32議会バッジ新品無償支給 調達費増、都道府県調査

私自身、この記事を拝読するまでは選挙に当選して、当選証書を受け取り議員にならせていただいたら…議員バッジは貰えるものだと思い込んでいましたが…それほど深く考えていなかったのが事実です。実際に我々、津山市議会議員も当選後に無償でバッジをいただいており…よくよく考えるとそのバッジを用意するコストも当然に税金から支出されているはずだとわかるはずですが、お恥ずかしい話ですが全く頭にありませんでした。

そんなわけで当然ながら情けないことに、津山市議会でのコストがどれくらい掛かってるのかについても把握していませんが…以前、同僚議員が出張時に議員バッジを落としてしまい、新調する必要があるとなった際に、実費で3,300円を支払って購入したという話を聞いたことを鮮明に覚えています。3,300円と聞いて実感としては(これが3,300円…高いなオイ!)という印象だったので、改選後の当選議員に渡すために一括で準備する際の単価は間違いなくそれ以下で…それほど大きなコストが掛けられていることもないだろうと無意識下で高を括っていたのかもしれません。

まさか、こんなに高いコストが掛けられている議会もあるとは!

”議会の常識は世間の非常識”なんて言葉もあります。

そんな議会であって良いはずはありませんし、自分自身でも気を付けていたつもりではありますが…津山市議会議員として活動させていただく中で、悪い意味で少しずつ議会に染まってしまっていたのかもしれないなと、今回の記事には改めて襟を正すキッカケをいただいたなと思っています。年度替わりのタイミングですし、心構えを新たにしていく良い機会になりました。

議員バッジに関しては、例えば自分自身で購入することにするとなると、買わないという人が出てきた際にどうするのかとか、そもそも不要だろとか、様々な考え方があるとは思いますが…個人的には、現状を踏まえて総合的に判断すると、支給で構わないとは思います。

ただ金メッキとか木製とか、安いもので十分。

10万円を超える調達費が掛かっている議会もあるみたい…。

山陽新聞さんには詳しく出ていました。本日付けの紙面なので今日のところは写真を撮っての記事引用は控えますが…さすがに、そこまでコストを掛けるのはどうかと感じます。14金とか18金とか…そりゃまぁ売る人が出てきてもおかしくないか…。

いや…おかしいけどね!

メルカリなどでも議員バッジは売られているようですし…買う人もおられるようですな…。理解できない感覚ですけどね。津山市議会では本会議場へ入る際のバッジ着用が申し合わせにより義務付けられているので、確か当選一年目だったと思いますが…そもそも着けてくること自体を忘れてしまって、議会事務局で借りたことがあることを告白しておきます。

特権意識に繋がるとの意見もわかる気はします。ただ個人的な思いを言えば、議席を預かっている重み、負託された皆さまからの思いを忘れないためにも、その日のスーツにバッジを着ける行程は、私は大切にしているのです。

私は普段、議員バッジの他に会派ツヤマノチカラのバッジ(市内の企業さんが作ってくださったものを購入)、臓器移植意思表示推奨を訴えるグリーンリボンのバッジ(グリーンリボン検定に合格すればアナタも無料でゲット可能)を着用していますが、それぞれに意味があるものです。

無駄なものなら要らないですからね!

しっかり気持ちを引き締め、着けさせていただいているという意識をなくさず、意味があるような活動をしていきます。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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