未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
今日は日曜日でしたが…津山市議会の出前懇談会が開催されました!
今日は議会がありますと言ってスーツ姿で出かける私に対し、妻が怪訝な目をして「日曜日なのに議会?本当はどこに行こうっての?」と尋ねたのも、ごもっともと言えばごもっともな話です。全国に数ある地方議会の中でも、本来は職員の皆さまなどは休日であるはずの土曜日や日曜日、あるいは夜間などに本会議を開催している議会は、ごく一部の先進的な取り組みを行っているまちのそれに限られるからです。
上に貼り付けた数日前の記事×2でも紹介させていただいた方ですが、私がリスペクトしてやまない北海道・鷹栖町(鷹栖町議会はそうした取り組みを行っている日本のトップランナー!)の片山兵衛議員は、新しいことを始めようとした際に抵抗する動きや反発する声が上がった際には「お試しで!」という魔法の言葉を使うことで…とりあえず一回やってみようという空気になるとおっしゃっていました。
ただ残念ながら津山市議会では、その魔法の言葉は通じません。何度「とりあえず一回やってみれば良いじゃないですか!」と言ってきたかわかりません。
ただ…それらの思いを津山市議会において実現できないのは、議会全体の問題ではなく、片山さんに比べて自分自身がまだまだ過ぎるからだと考えて、ますます精進するようにしなければなりません。できないことを誰かのせいにしているような暇はなく、どうしたら実現できるのかを考えて行動することの方が圧倒的に重要で建設的です。
ゆーても、土日や夜間に本会議を開催すること自体は目的ではないわけで…あくまでも選択肢を増やすこと、入り口を増やすことにより、議会や市政に興味を持っていただけるキッカケを増加させる効果を狙うものに過ぎません。例えば全ての会議を動画で公開したり、議事録が全て公開されるような状況が担保されていれば、土日や夜間に議会を行う取り組みの意義も薄まっていくものと考えられます。
そういう意味では実はこの議会懇談会という取り組みも、キッカケを増加させるための一つの選択肢なのです。
そもそも出前懇談会とは何ぞや…?
まぁ上の画像に書いてある通りなのですが…画像ではリンク先をご確認いただくことができないので貼り付けておきます。津山市公式サイトの出前懇談会のページ。
つまり土日だろうが夜間だろうが、議員が伺いますよって仕組み!
もちろん、定例会(6月、9月、12月、3月)の会期中や他の会議が予定されている場合など、ご希望に沿うことができない場合もありますが…せっかくお声掛けいただいた以上はできる限り調整し、対応させていただこうという趣旨を全議員が理解しているからこそ、一昨年にスタートした企画です。今回は総務文教委員会のメンバーが対応させていただきましたが、中島議長と末永議員は都合により欠席でした。議員はもちろん、お申し込みいただく皆さまも含めて…それぞれが忙しく活動している以上、全員にとって都合が良い日など存在しませんが、できる限りのレベルをできる限り引き上げることで、私たちは当然に前向きに調整させていただきます。
是非、お気軽にご相談・お申し込みください!
本日は”市政全般に関すること”という…極めてザックリしたテーマではありました。正直言って、時間もあまり良い感じに使えたとは言えないような流れだった印象ですし、何かしら結論ができるような議論がなされたわけではありませんが…”市政にも議会にもあまり興味・関心が持てず、選挙でも誰に投票したら良いのかわからなかった。”と言われていた参加者もおられる中、”個々の議員さんが色々と考えていることがわかった!”と言っていただけただけでも、開催意義はあったのではないかとは感じているところ。
積み重ねていくしかありません。
あとは、本日は開催にあたり議会事務局の職員さんにも大きな負担が掛かっていたように感じられましたので、同様の取り組みをしている他の議会の姿勢などを見習って、議員がみずからもっと主体的に対応・調整して開催できるような仕組みを整えていく必要はあると感じました。会自体の進行は、基本的には開催申し込みをしてきてくださったグループに委ねるべきだろうとは思っています。この会のあり方自体を議論する場は、現在私自身が委員長を務めさせていただいている議会活性化調査特別委員会です。
より良いカタチを目指していきます。
本日はこんなところで。また明日!