ブラック校則ネタ津山市ラストの一校!この調査、続きは議場で!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

明後日の一般質問では他の様々な件とともに、いわゆる”ブラック校則”について触れる予定です。

このところ何度となく書いてきましたし…津山市内の中学生や高校生、そして市外・県外の皆さまからも声を寄せていただいている件で、現在の津山市議会において私以外にはこうした切り口で取り上げる人間がいないという判断で、私にしか出来ないであろう質問の仕方で、今まさに苦しんでいる当事者のためにも、質すべきを質します!

勝手に期待し勝手に裏切られた話。ブラック校則やはり廃すべし!

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その前に、そう言えば津山市内8つの中学校の校則(校則という呼称ではなくても生活規範となる”成文法”は各校に存在する)の中で一つだけ当ブログで紹介していない物が残っているので、今日は上で触れたエントリー同様に検証していきます。

では早速始めましょう。

H中学校

服装(中学生としての品位を保ち、清潔感あふれる服装を心がけよう)

いや、あふれなくても…。

最初からなかなか突っ込みどころ満載ですが、メチャクチャ細かく規定されています。

学生服やズボンについては「日被連」マーク入りのものを指定。ノータックのストレートって言っておかないと、とんでもない太さや細さのズボンを履いてくる、かつての私たちのような子どもが出てくる可能性もゼロではありませんが…裾上げの仕方までシングル指定。

超絶にどうでも良くない?

スカートのひだの数は24本って…数える…のか…?

下着はシャツから透けない色を着用するって…白着てても透けるだろうに。

ソックスは白or黒、その他にも防寒着の色は黒、白、紺、茶、深緑(女子のリボンより濃い物)などと…いや、それならもう自由化しちゃえば良くない?的な色指定がされています。

色覚異常者の俺には、茶と深緑の区別とか付きそうにないわ…。

ここもハイカットの靴はダメだそうです。何でダメなのか本当に意味不明です。

頭髪

まずは基本的ルール…大体コレが曲者なんだよな。この学校の場合は4つでした。

・勉強やスポーツの邪魔にならない中学生らしい頭髪にする。
・ヘルメットをかぶれないような頭髪にはしない。
・パーマ、染色、脱色などはしない。
・整髪料はつけない。

一つ目な…どの学校でも言う”中学生らしい”ってのが本当に何とも言いようがない表現です。受け手によりどうとでも解釈できて、ルールとして欠陥品だろと言わざるを得ない。

二つ目だけは自転車に乗るときを想定したら理解できるけど、チョンマゲでも結ってない限り大丈夫だろ普通。

三つ目は、学校が許しても俺が許しません(キリッ)!まぁ、ハゲても良いと思うならやるのも良いだろうさ。しかし髪、頭皮、そして最後には心も痛むと思うよ…16歳位から20年近く髪の毛の色が黒い時期がほとんどなかった私の心の叫びです。

四つ目のルールは不要でしょ…ってか守ってない子は今でも多いでしょ。形だけの無意味なルールなど廃すべきじゃないですかね。

そして頭髪については男子はこう、女子はこうと明確に二つに分けられていますね。それぞれ前髪は眉毛にかからない程度って。

オン眉絶対ってこと?

個人的には好きです(聞かれていないねテヘペロ)が、前髪は作る前提なんですね。

男子は短髪、女子でも長さはここまでって決まっているわけで、肩ぐらいより長い場合はゴムでくくること必須で、くくる位置は耳の上を越えないようにして、ゴムは黒・紺・茶の三択で、ゴムは手首に付けちゃダメと…こういうわけか。

め…めんどくさ。

これ、納得してるの皆?

諸々変えた方が良いと思うけど…まぁ俺が口を挟むことじゃない…のかもしれませんな別に。

とは言え、言うべきことは言わせていただきますし…実はすでに津山市の教育委員会とはある程度の事前のやり取りを済ませているので、どういう方向の回答になるかはある程度見えているのです。そのあたり先日も書いた通り。

4番…バッターひらく。9月7日、一般質問初日の4番手に登場!

2020-08-31

ま、動画をお楽しみに!

通学かばん

生活面

通学

この学校も特別なことがない限り、学校への携帯電話の持ち込みはNGとなっていました。その他にも少々気になる点は見受けられましたが、概ね妥当な印象です。

以上!

津山市の8中学校の校則のことを書いてきて、今回の9月一般質問の中でも触れます。

私が最も言いたいことは…校則とは、児童生徒の自主性を重じて、子どもたち自身と現場の先生方とが共に作り上げるものであって欲しいということです。

子どもたちだけで作るルールであってはダメなのは当然です。ただ、大人たちだけで作るルールであってはいけないのもまた、当然です。

できる限り子どもたちの自主性を重んじて、そこに本来の目的達成の妨げになる可能性が極めて高いと誰の目にも明らかな要素が入り込むことがないように目を光らせる。大人の役割はその程度でも良いのかなと思うのですが…まぁ自分の子供の頃を思い出すと、そうも言っていられないか。

どう思われますか?

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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